工業高校の進路に悩んだときの考え方|進学か就職どっちを選ぶべき?

高校生になると楽しい事も増えますが、同時に将来への不安も現れ始めます。

中学生の頃とは違って社会が何となく見え隠れし始め、

「自分は高校を卒業したらどうなるんだろう?」

となんとなくでも考え始めるはずです。

高校卒業後の進路の大半はどんな形であれ就職か進学に絞られます。

しかし明確な目標を持っていない場合、自分がどちらの道へ進むべきかわからないと迷ってしまうことでしょう。

この記事では、

・進路に迷ったらどのような選択をすればいいのか

・工業高校から進むことができる道はどんな選択肢があるのか

についてお話したい思います。

高校卒業後の進路に迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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工業高校の進路は「進学か就職」の2択に絞ろう!

工業高校の卒業後、どんな進路も基本的に選ぶことは可能です。

しかしそこには、

・自分のポテンシャル

・学校からの評価

・家庭事情

などが深く関わることを忘れてはいけません。

例えば、本人が「卒業後は外国で一人暮らしをしてアーティストになりたい」と思うのは自由です。

しかし「外国で突然生活するほどのポテンシャルやアーティストになりえるほどの能力」「学校側がそれを認めるか」「資金は出せるのか、両親は許可してくれるか」など問題は山積みです。

これは極端な例ではありますが、この3点のいずれかが欠けたらその進路は実現することは難しいでしょう。

進路や将来はあなたの自由ではありますが、未成年である以上、保護者や教師を始めとする周囲の大人には、ある程度の負担を掛けなければいけないということをしっかり考えましょう。

ある程度安定した進路を勧める学校の本心とは?

卒業後の進路について明確な目標がない生徒に対して工業高校ではとりあえず就職を勧めます。

特に成績が良くない場合、素行も良好とは言えない場合などは大体就職の方向で話をされるでしょう。

逆に進路が定まっていないけれど、成績が良かったり部活動などで活躍をしている場合には大学や専門学校への受験を勧めます。

これは学校側としては生徒の進路を安定させないまま卒業させられないという学校のプライドのようなものがあり、「就職率・進学率」を上げたいという理由があるからです。

学生の目線で見ればなんとなくいやらしいと思ってしまうのですが、実際社会に出て働いてみると学校側が卒業生の進路を固めたいというのは、企業がクオリティを上げてブランド力をアップさせるというのと同じで、働いている教師の成績にもつながることが理解できます。

担任教師が自分のクラスの生徒を進路不明のまま卒業させてしまったら教師の能力が低いと判断されてしまうので、とにかく入れるところに入れるという風になってしまうのかもしれません。

また、大人として働いている教師からすれば、就職して安定した収入を得ることが第一ですので、大切な生徒に苦労をさせないようにと考える一種の親心もあるはずです。

フリーターになることは避けよう

就職も失敗し、進学希望ではない場合、フリーターとして卒業すればいいと考える人もいるでしょう。

しかしそれは本当の最終手段であり、できれば避けたい考えです。

工業高校には一般求人にはないコネクションで求人を得られるので、高卒では普通働けないような企業に就職できる大きなチャンスもあるのです。

数社落ちてもその失敗を考えることで次につなげることができますし、時期を考えて「この生徒には時間がないな」と思われるとそれを考慮して内定を貰える可能性だってあるのです。

そのため卒業までの時間が無いからと言って諦めてフリーターになるのはもったいないことと言えるでしょう。

フリーターになれば卒業後の選択肢が増えると考える人もいますが、仕事をする上で高卒、とくに工業高校卒業というのは経歴にかなり不利になります。

特に企業で正社員を狙う場合、一般求人だと「大卒以上」と書かれていることがほとんどです。

高校3年生の時には選び放題だった求人も、高校を卒業した後は選択肢がほぼなくなってしまいます。

また、履歴書の書き方や面接のマナー、内定をもらうためのアドバイスなどを直接聞くことはできず、自分の力だけで乗り越えなくてはいけません。

そう考えてみれば、高校に在学している内に安定した企業に就職できるというのは、かなり便利で楽な方法ではないでしょうか。

 

進路に迷ったら将来の目的から逆算して考えよう!

もしもやりたいことがあるけれど、それにはまだ時間が必要だという場合は、その目標達成から現在を逆算して考えてみましょう。

例えば将来的に上京して目的とする仕事に就きたいと考えている場合、やるべきことは「資金作り」と「目標達成に必要な資格や技術の取得」です。

後者の場合、専門学校へ入学したり、その技術が勉強できる企業へ就職するという方法が取られます。

就職を選べば資金作りにも役立つでしょう。

一方専門学校へ入学する場合は、在学中にアルバイトなどをして資金を作る必要があります。

状況に応じて自動車運転免許を取ることもあるでしょう。

学費などの関係で保護者から反対された場合、この計画は無理が生じます。

金銭的な理由で目標達成から遠いと感じる場合、自立するためにも就職して保護者からの支援が不要と言えるくらいの貯金を当面の目標にするのが一番でしょう。

実際のところ、将来の夢がなんであったとしても、それを叶えるためにはそれ相応のお金が必要になってきます。

そのため、進路が決まらず迷っている人や目標はあるけど進路が決まらない人は、まず夢を叶えるために必要な費用と時間を大体でいいので計算してみてください。

そうすると意外と冷静な考えで進路を見据えることができたりします。

 

工業高校から就職するメリット

工業高校には普通科の高校では受けられない企業からの求人を見ることができます。

これは工業高校ならではのメリットだと言えるでしょう。

工業高校からは誰もが知っている大企業へ就職できる近道で、それを目的にして進学校へ行けるレベルの成績の人が工業高校へ進んだという例も珍しくありません。

特に今後主流となる機械工学や情報科学などの分野においては企業側も優秀な人材を求めています。

そこに就職することを目標としているのであれば、工業高校から就職するのが一番早いのです。

技術系の職業は経験豊富なほど評価が高いので、大学に進学するよりも実務経験を積めるという点で有利になります。

高卒で就職するメリットについてもっと詳しく知りたい方はこちらがおすすめです!

【高卒で就職するメリットとは?高卒で働いている僕が本気で考えてみた】

 

工業高校から大学へ進学するメリット

工業高校から進学できる大学は、基本的には自分の学科の分野がある工業大学がほとんどです。

工業大学であれば学科の成績も反映されますし、取得した資格によって面接時に有利になることもあります。

明確な将来の夢を持っている場合は工業大学への進学を勧められるでしょう。

もちろん普通科やそれ以外の学部がある大学へ進学することも可能です。

しかしその場合、一般入試で受験しなければ行けないので、あまり難しい大学は選択できないでしょう。

大学進学するメリットは自分の見聞を広めることができるという部分です。

これまで知らなかった世界を見れば、目標が定まっていない場合に将来のやりたいことを見つけられますし、今やりたいことを極めることだってできます。

大学で何をしたいか、どんなことを学びたいかという理由がなかったとしても興味のあることはきっとあるはずです。

一つのきっかけさえあれば、そこから自由に広がるチャンスを得られるのが進学の大きなメリットでしょう。

また、大学を無事卒業できればどんな大学でも「大卒」という最終学歴を残せます。

大卒という学歴が欲しくて入学する人も珍しくない昨今ですので、進路相談ではっきりそう言っても反対はされないでしょう。

大学に興味がある方はこちらがおすすめです!

【工業高校から大学進学する方法|工業高校出身の僕が詳しく解説します】

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

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