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    高卒が郵便局に就職するのはあり?実際の仕事内容を教えます

    高卒が郵便局に就職するのはあり?実際の仕事内容を教えます

    「高卒だけど郵便局で働きたいな」

    そう思っている高校生や、既卒の高卒の方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

    郵便局は、高卒者の採用を積極的に行っており、実際に僕が通っていた高校にも「郵便局の求人」がありました。

    そんな高卒者の就職先としても認知されている郵便局ですが、実際に高卒で就職するのはありなのでしょうか。

    「高卒が郵便局で働くとどんな仕事を任せられるのだろう?」

    「収入が気になる!」

    など、疑問はたくさんあると思います。

    そこでこの記事では「高卒が郵便局に就職するのはありか」について、仕事内容、収入、メリットとデメリットの観点から書いていきます。

    高卒で郵便局を就職先の選択肢に入れている方は、ぜひ参考にしてみてください。

    目次
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    高卒が郵便局で働くのはあり?

    高卒で郵便局勤務に就くというのは端的に言えば「あり」ではないでしょうか。

    もちろん「個人的にチャレンジしてみたい」と考えており、「環境などにも余裕がある」という前提です。

    インターネットで「郵便局 就職」と調べてみると良い噂から悪い噂とたくさんの意見が出てくることでしょう。

    その内容を見てみると、郵便局員になって成功した人、途中で辞めてしまった人、家族や知り合いが働いているという人などさまざまな目線から意見が寄せられていました。

    悪い内容であると

    ・業務が大変

    ・ノルマがある

    ・人間関係が大変

    ・給料が安い

    というものが多く見られました。

    しかしこれは郵便局員の業務だけに言えることではなく、他の業種でも似たような話が寄せられていることがわかります。

    そのため郵便局員だけがこのような大変な仕事をしているというわけではないという事を念頭に置いておきましょう。

    良い内容であると

    ・郵便局という安定がある

    ・残業が少ない

    ・休日がしっかり取れる

    などの意見がありました。

    これらも郵便局以外でも同じ待遇を受けることはできます。

    つまり長所も短所も他の職種と特に遜色はなく、単に個人的にその職場が合うか合わないかという話になるのです。

    ですので、郵便局員の仕事に興味があるのであればまずはチャレンジしてみるべきです。

    インターネット上にある匿名の意見ばかりを鵜呑みにしていたらどんな職業だって就くことはできません。

    就職してみて合っていればそのまま続ければ良いのですし、合っていないと感じるなら転職という手もあります。

    その時履歴書には「郵便局員」という経歴を書くことができます。

    郵便局員という仕事は日本人であればほとんどが認知している業種ですので、説明なしに自分をアピールできるプラスポイントになるでしょう。

     

    高卒の郵便局員の仕事内容とは?

    「郵便局員」と聞けば配達業務という印象が強いかもしれませんが、現在郵便局ではさまざまな業務を行っていますので、業務内容はとても幅広くなっているのです。

    まずは「総合職」と呼ばれる仕事です。

    総合職は基本的に郵便局本社や支社での業務が主になります。

    新たなサービスを計画したり、地方組織をまとめたりするという仕事で、この総合職は大卒以上の経歴が必要となるので高卒ではまず就職することは不可能になります。

     

    次に「地域基幹職」と呼ばれる仕事です。

    これは全国にある郵便局での業務で、窓口での受付・配達業務・保険外交を行います。

    窓口の受付では、来客対応のほか、基本的な郵便受付などの業務となります。

    配達業務は、郵便物やゆうパックなどの荷物をバイクや車で配達する仕事です。

    保険外交は、最近募集に力を入れている業務で、郵便局の経営の中でも中心となっているかんぽ生命の案内をするという業務内容です。

    窓口で案内したり、保険加入者の対応をしたりすることもあれば、外回りで営業という仕事もあります。

    要望として、どのような仕事がしたいか意思表明することはできますが、必ずしも希望通りに業務ができるとは限りません。

    窓口・配達・保険の仕事は、持ち回りで年ごとに違う業務を行う事もあります。

    時には別の郵便局への異動もありますので注意しましょう。

     

    地域基幹職の場合、基本的には短期大学以上の資格が必要となり、高卒で採用するのはごく稀だと思っていいでしょう。

    地方郵便局によっては人手が足りず、大学程度の学力があれば高卒でも採用という場合もありますので、見つけたらぜひチャレンジしてみてください。

    総合職に比べると昇進の機会が少ないのですが、昇進試験なども用意されているのである程度の役職は目指せます。

    もちろん高卒の人でもチャンスはあるので根気よく挑戦するのが大切です。

     

    最後に「一般職」と呼ばれる仕事です。

    これは基本的に誰でも就職できる職種と言われており、学歴なども特に問われる事はありません。

    しかし肩書きは正社員ですので保険などに入る事もできますし、会社としてこれ以上証明しやすいものもないでしょう。

    一般職は、行う仕事がほぼ固定となります。

    窓口・配達・保険が基本となり、これは基幹職と変わりないのですが、昇進や異動や転勤などは一切ないという職種です。

    また、保険の場合、基本的には外回り営業なども除外されるので、外回りをしたくないという人におすすめです。

    正社員であるけれど、業務内容で言えばパートやアルバイトに近いので気軽に働けるのが魅力です。

     

    一般職と聞けば、

    「やりがいがない」

    「年収が低い」

    などの悪い噂が飛び交っていますが、昇進を目標にしていない人や高収入を狙っていない人であればおすすめしたい仕事です。

    なぜなら、ほぼ確実に安定した職になるからです。

    一度業務を覚えれば継続して行うことができる仕事ですし、クレーマーや体力を使うというのは他の職種でも当然起こることです。

    考えようによっては自分に合っていると何十年も継続勤務している人だっているくらいです。

    高卒で確実に郵便局へ就職したいのであれば一般職を狙うのが一番でしょう。

    手っ取り早く就職する事もできますし、まずはアルバイトとして働き始める事も可能ですので、方向性を自由に決められるというメリットを活用しましょう。

     

    高卒の郵便局員の年収ってどのくらい?

    高卒で郵便局へ就職するのであれば「一般職」だとお話しましたが、一般職でもある程度年収を得ることはできます。

    例えば一般職で窓口業務や郵便の仕分け、配達などを行ったとして初任給は15万円前後と言われています。

    年収に換算すれば約240万円程度になります。

    こうしてみると初任給・初年度年収は低いように思えるでしょう。

    実際アルバイトのほうがもっと稼げるという仕事のほうが多いかもしれません。

    しかし郵便局員の場合、継続して働いていればその分少しずつ増えていきます。

     

    また、一般職も基幹職も実は大差ない給料額になります。

    年収240万円では「結婚して家庭を持つ」という目標までには届かないでしょうが、高校新卒から次の職へ移るための資金調達としてこれほど安定した職業もないでしょう。

    実家から郵便局へ通うという人は十分な給料となるでしょう。

    自分の置かれている環境と照らし合わせてみて、納得できる金額であればぜひともおすすめします。

    正直な話、あまり高額な年収ではありませんが、郵便局という地盤がしっかりしている会社であること、業務がなくなることが無いという安定感は他の職種では得る事はできません。

    また、郵便局も全国至るところにありますので人間関係が悪いと思っても別の支店に行くという手もあります。

    できることをフル活用してメリットを増やしましょう。

     

    高卒が郵便局で働くメリットとデメリット

    高卒の人が郵便局で働くことの一番大きなメリットは、「就職率が高い」ということでしょう。

    一般職は基本的な学力や一般常識があれば就職することができますし、業務内容も特に難しくありませんので誰でも就職できるという何物にも代えがたいメリットがあります。

    最近では自由シフト制などが基本となり、自分が希望する通りに働けないというデメリットがありますが、郵便局では平日シフトであること、休日がはっきりとしている事なども一つのメリットです。

    ゆうパック配達などの例外はありますが、基本的には休みがあり、残業も少ない職場であることが良いポイントです。

     

    また、意外なところでは「郵便局」というネームバリューは周囲の人からの評価が変わります。

    郵便局は誰もが知っている施設で、お世話になっていない人が少ないくらいです。

    特に親世代・高齢者世代になると、郵便局員に向けての信頼感がとても厚いのです。

    そのため郵便局員という仕事は就職先としても喜ばれる職場だったりします。

    もちろん就職するのは本人なので自分の肌に合うことが一番なのですが、説明しがたい会社やネームバリューのない会社に入る場合、両親からの承諾が得られないという声もよく聞きます。

    その点郵便局員は、馴染み深い仕事ですので抵抗なく就職を後押ししてくれることでしょう。

     

    高卒の人が郵便局で働くことのデメリットは、

    ・昇進ができない

    ・高収入が見込めない

    ということですね。

     

    「昇進して管理職になりたい」

    「高給取りになりたい」

    といった目標がある人は、高卒で郵便局の一般職に就職することは避けた方が良いでしょう。

    安定感があるとは言えますが、それは給与面ではマイナスとなり、頑張って働いても数年は同じ給料しかもらえません。

    また、同じ作業を繰り返すということが苦手である場合も一般職は避けたほうがいいでしょう。

    ストレスをためてしまえば仕事に行く気がなくなってしまいますし、職場にも迷惑がかかってしまいます。

    事前に一般職がどのような仕事をしているのかシミュレーションして、

    「自分が長期間働けそうか?」

    「この給料で1ヶ月過ごせそうか?」

    などを考えて見ましょう。

    これらのデメリットも働く人の環境によってはメリットへと変化する可能性もあります。

    自分の現状と照らし合わせて考えてみてくださいね。

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    最後までお読み頂きありがとうございました。

    この記事を書いた人

    工業高校を卒業し、現在は機械設計を行っている二十代。
    主に自分の経験を元にして、高卒、工業高校に関する記事を書いています。

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