工業高校から高専へ編入する方法とは?分かりやすく説明します

「工業高校では自分のやりたいことを見つけられない!」

「でも進学校へ行く目的も無い!」

という場合におすすめしたいのは「高専」へ編入することです。

高専自体があまり知られておらず、選択肢に入れていない人も多いです。

しかし、高専という道があることを知っておく事で、自分の将来にもつながりますよ。

この記事では、「高専や工業高校から高専へ編入する方法」などについて詳しく説明していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

高専とはどのような学校?

高専は高校と大学を合わせたような学校で、専門分野を5年間かけて勉強します。

専門分野の学校なので、決まった職種になりたいと考えている人は普通科高校から大学へ進学するよりも、高専に進学したほうがいいと言われています。

就職にも有利で、高専卒業後は専門職へ進むことが前提となっています。

よく「高専は就職率100%」と言われているくらい就職に強い学校なのです。

また、高専を卒業した後に大学へ進学することも可能で、高専では大学レベルの授業を行うこともありますので、学力に関しては難関大学でない限り大きな問題はありません。

高専の入学は難しい?

高専の学科にもよりますが、高専の偏差値は平均50~60程度と言われており、少し高めになっています。

これは高専の数が少ないことや専門分野の授業となるので基礎学力が必要とされるからです。

特に国立の高専になるとさらに偏差値は上がり、年度によっては狭き門となる場合もあります。

また、偏差値だけでなく内申点などの高さも必要になります。

さらに学校によって採点の配分や方法なども合格基準に加算されるので、ある意味普通の高校よりも困難な道になる可能性もあるのです。

高専の学費は高い?

公立高校が平均45万円前後の学費、私立になると平均100万円前後となりますが、高専になると平均でも130万円前後の学費が必要になります。

これらの学費は学校に収める金額で、実際には他にも必要経費があります。

高専の場合、専門的な教科書や資料、道具などを購入しなければならないので出費は多くなります。

こうして聞くとやはり高専は学費が高いと思われがちですが、高専が5年制であることを考えれば相応であるとわかります。

特に専門分野の授業や実技を学べるのであれば、専門学校に行くよりも安価なのです。

そのため、学費に関してはどの進路でも特別大きな違いが出るということはありません。

また、状況や環境などに応じて学費の免除制度を設けている学校もありますので、事情があって学費が払える自信がないという場合はそのような制度を設けている学校を探してみましょう。

 

工業高校から高専へ編入する方法

高専へ編入する人の多くは、工業高校出身者であることが多いと言われています。

その理由は工業高校で学んだことをより深く勉強したいというものや、本当に自分がやりたいことを見つけたいといったものです。

また、大学受験に失敗したり、希望する企業へ入社できなかった人が新しいチャンスを得るためにと高専へ編入するようです。

工業高校を卒業すれば、高専の4年次に編入する資格が与えられます。もちろん工業高校でなくても可能です。

工業高校で専攻してきた分野であっても、別分野であっても編入する資格はあるのです。

しかし編入試験には筆記試験の成績のほか、学校から出される内申点なども関係します。

編入試験には高い学力が必要

高専の偏差値はやや高めに設定されています。

1年次から入学する場合でもそれなりに高い学力が必要となりますが、編入となればもっと高い学力が求められます。

学校によって試験の科目が変わりますので、苦手科目があれば家庭教師や塾などに通う必要も出てきます。

特に工業高校では普通科目のレベルが低くなっているケースが多いので、高専に進むことを決めた瞬間に学力アップの努力を行いましょう。

まずは自分が進むことができる高専を探そう

高専へ編入すると決めたらまずは自分が学びたい分野のある学校を探しましょう。

校数自体は大学よりはるかに少ないのでカタログだけでも探しやすいのですが、今では各学校にホームページがあるので、分野名で検索して探すと早いでしょう。

しかし偏差値が自分の手の届く範囲なのかは判断しにくいと思いますので、進路指導の先生などに相談しましょう。

最初から偏差値に合った学校を探してもらうのもいいですが、手段と目的が逆になってしまう可能性もあるので、まずは自分の意思で探すのが必要なのです。

編入を認めている学校を探す

基本的に選考のほとんどは高校からの編入を認めているようですが、当然募集人数が決まっています。

明確に人数を示している場合もありますが、「若干名」と濁している場合もあるでしょう。

その場合、ぎりぎりの成績ではまず落とされてしまいますので、確実に入れるほどの学力を身につけておきましょう。

それに関連して、編入を募集している学科が限定されていることもあります。

希望する学科が編入生を募集していない場合は別の学校を探すか、学科の変更も選択肢のひとつです。

大学へ興味がある方はこちら↓

工業高校から大学進学する方法|工業高校出身の僕が詳しく解説します

 

工業高校から高専へ編入するメリットとデメリット

工業高校から高専へ編入する時にはメリットとデメリットを確認しましょう。

自分にとって得になる方を選択するのは当然ですが、保護者に承諾を取ることも大切なことです。

学費はもちろんのこと、希望する高専の場所が自宅から離れている場合は、通学の方法を相談しなければいけません。

また、他の学校への進学や就職を希望している場合は、説得する必要もあるので、編入よりもその前のプロセスのほうが大変になる人もいるかも知れません。

他にも編入にあたっていくつかのメリットとデメリットがあるのでご紹介します。

高校から高専へ編入するメリット

高校卒業から高専に編入することで、希望する職種への就職が有利になります。

高校よりも専門的な分野を学んだということが証明されるので、高卒次以上に良い部署へ配属されたり取得する資格で給与面にも影響があります。

また、第一志望だった大学受験に失敗してしまった場合、時間を無駄にせず就職につなぐことができるのも大きなメリットです。

高校から高専へ編入するデメリット

工業高校を卒業して高専へ編入した場合、高専4年生から始めることになります。

4年生から始めたとしても、高専の1年~3年次の勉強内容や実技の内容を補習授業で受ける必要があるので、1年から在学している生徒と同じレベルになることは大変になります。

また、人間関係も1から築く必要があります。

他のクラスメートは1年次からの仲ですが、自分だけが他から来た人間なので疎外感を覚えてしまうこともあるでしょう。

そのため編入試験の面接などではコミュニケーション能力の有無を確認する学校もあるようです。

 

高専の編入試験の過去問は見られる?

一般的な大学試験の過去問題と同じように高専試験の過去問題も見ることは可能です。

1年次の入学試験はもちろん、4年次編入試験の過去問題も公開されていますので、希望する学校の過去問を解いてレベルを確かめる事もできます。

また、一部では高専編入に特化した塾や家庭教師も増えてきています。

それほど工業高校から高専へ編入する人が増えているのです。

そのため、確実に編入するためにもできる限りの手段は使って行きましょう。

最近ではネット上で過去問題を公表している学校も増えてきています。

自分でダウンロードして解いて、学校の先生に採点してもらってもいいでしょう。

塾や家庭教師などを利用できない場合も、こうして編入に関する傾向と対策を練ることは不可能ではないのです。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

スポンサーリンク