女性が男性に求める結婚の条件は「高収入、高学歴」といった要素が大きいですよね。
では、男性が女性に求める結婚の条件とは何でしょうか。
高卒の女性の場合、学歴にコンプレックスを持ってしまい、
「高卒だから結婚できない!」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
僕は男なので、複数の友人と結婚について語ることが多くあり、男性の結婚感がどの様なものか嫌でも分かります。
この記事では、「高卒の女性でも結婚できる理由」「男性が女性に求める結婚条件」について書いていきます。
学歴にコンプレックスがあり、交際への発展の妨げになってしまっている方はぜひ参考にしてみてください。
高卒の女性でも結婚できる理由
まず男性目線で、女性の学歴が結婚にどのような影響をもたらしているか考えてみましょう。
「20代前半の高卒女性」と「30代大卒の女性」は、容姿は同じくらいのレベルだとしたらどちらが魅力的だと感じるでしょうか。
「愛嬌があり家事が得意な高卒女子」と「家事が苦手で性格が悪い大卒女性」のどちらが良いでしょうか。
「素直に「すごい!」と褒めてくれる高卒女性」と「そんなの知ってるという大卒女性」のどちらが日々楽しく過ごせるでしょうか。
「将来の為にお金を節約する高卒妻」と「湯水のようにお金を浪費する大卒妻」のどちらを男性が好むでしょうか。
これらの答え、つまり男性が選ぶのは全て前者です。
基本的に男性は、女性の学歴が良いことに対し何のメリットも感じませんし、ブランド力もありません。
上記の例で、高卒の女性と大卒の女性を入れ替えた場合は、大卒女性の方が良いのは当然の事で、結局はその人がどういう人かということが重要であって学歴は付随情報でしか無いのです。
「高卒だから、大卒だから」のような学歴の基準は男性にはほとんどないということです。
「学歴さえあれば結婚できるんだ」
という考えは間違いですし、そのコンプレックスが結婚相手を選ぶ時に障壁になってしまう場合もあります。
まず考えて欲しいのは、
結婚を主体に考えるのであれば学歴はどれだけ重要なのか
ということです。
結婚とは他人と家族になるということで、一生付き合っていくという事です。
その時男性は、どの様な女性と一緒に過ごしたいか考えるでしょうか。
学歴はその人を構成するほんの小さな一握りのパートであり、大きな問題ではないという事が分かります。
男性は女性の学歴をあまり気にしないって本当?
「高卒の女性は結婚対象にならない」
というネット上の発言を見ることがたまにありますが、こういう意見を真に受けている女性が多いことに驚かされます。
男性は女性の学歴をあまり気にせず、結婚の判断基準に結びつくことはほとんどないのです。
悪い言い方かもしれませんが、男性は自分の方が優位に立ちたいと思う傾向が強く、学歴にしてもパートナーより上であることの方が良いのです。
男性にとって最も大切なことは世間体です。
なぜ女性を歩道側に歩かせるのか、なぜ女性の荷物を持ってあげるのか、なぜ女性の分まで支払いをするのか。
これは全て世間体があるからなのです。
もちろんその人に優しくしたいという気持ちもありますが、周囲から見て「男のくせに…」と言われるのが本当に嫌いで、
「男ならこうあるべき」という周囲の期待と目があるからこそ世間体を大切にするのです。
そんな世間体を大切にする男性が女性より学歴が低かったらどうでしょうか。
高卒の男性が大卒の女性と結婚した場合、一家の大黒柱などと家庭内で威張ってみたところで、世間は勝手に「女房の尻に敷かれている」と囁きます。
どんなに給料が良い仕事をしていても、「女房のほうが収入が高い」と噂されます。
世間体で生きている男性にとってこれは致命的で、結構高いハードルと言えますし、プライドを傷つけられる原因ともなるのが現実です。
高卒男性にとって高学歴女性というのは結婚の対象外となりうる要素と言えるのですが、比べて高卒女子に対してはそのようなコンプレックスを持つこともありませんし、自尊心を保つことができます。
何より、高卒女性は結婚年齢が早いとされており、25才~29才層の未婚率が45%であるのに対し、短大・高専卒は56%、大学(大学院卒)は69%と高学歴になるほど未婚率が高く、晩婚化が顕著に現れているデータで出ています。
さらに結婚年齢が若いことから2児3児と複数の子供を育てることも可能なわけですから、高卒女性と結婚するメリットはかなり多いのです。
男性が女性に求める結婚条件とは?
男性が女性に求める結婚の条件は、女性が男性に求める条件とほぼ同じであり、
・性格が合う
・浮気をしない
・思いやりがある
とこの様な結果になっています。
しかし、男女で大きく違う点は、
女性が男性に求める条件は経済力
男性が女性に求める条件は家事ができる能力
このふたつが上位にランクインしており、女性は男性に対して経済的な安定を求めているのに対し、男性は女性に対し家事ができる能力を求めているという相反するデータが出ています。
共働きの夫婦がよく「夫が家事を手伝ってくれない」とケンカになることがありますが、これは女性にしてみれば、経済力を期待して結婚したのに、共働きで、家事もしてくれないと不満がでるのです。
男性にしてみれば家事ができる事を期待していたのに、満足にできないということに不満を持ってしまうということですね。
お互い期待していたものと違う事が起きるすれ違い、それが溜まって離婚につながるケースもあります。
相手が何を期待しているのかを考えることも大切な事と言えます。
男性は女性に対し、高卒などの学歴の低さは何も問題にしていないのですが、家事ができる人と結婚したいという希望を持っているというのは間違いありません。
むしろ家事が上手にできる女性は結婚しやすいということの裏付けとなりますね。
女性が結婚しやすい時期はいつ?
近年晩婚化が進み、男性は初婚が30歳、女性では29歳となっています。
これまで女性は大学進学率が低かった為25〜29歳で結婚し、家庭に入る事が多かったですが、現在では女性の大学進学率が上がった事と、雇用機会均等法や男女格差の是正で婚期が遅くなりつつあります。
大学を卒業し会社に就職し、キャリアを積んでいく中で5年も経たず退職というのはあまり考えられない時期ですし、社会的に結婚しなくても自立ができる社会になったという事も大きな要因です。
大卒女性が理想と考える婚期は26〜28歳が最も多く、30歳までに子育てを一段落して仕事に復帰するというものです。
しかしデータを見て分かるとおりそれができる人はほとんどおらず、30歳を過ぎてしまう方が多いのが現実です。
一昔前にはクリスマスケーキ理論という言葉があり、女性の結婚適齢期をクリスマスケーキに例え、23・24日(歳)のクリスマスケーキは需要があるが 25日(歳)はピークで今のうちに売っておかなくてはいけない。
31日(歳)は大晦日まで売れ残った傷んだケーキと言われていました。
なんとも切ない話ですが事実で、平均結婚年齢を過ぎるとどんどん結婚のチャンスは遠のいていき、いつの間にか歳をとって結婚できなくなる可能性があります。
高卒女性が結婚に関して有利なのは、社会に早く出ていることと男性にとって結婚しやすい要素を多く持っていることで、実はとても男性に需要があるのです。
最後までお読み頂きありがとうございました。