高卒者がIT企業へ就職するなら、前もってプログラミングの知識を身に着けておいた方が得策です。
プログラマーとして就職する場合、当然就職の際の内定率も上がりますし、就職後も知識を活かすことで仕事がしやすくなります。
では、どのような勉強法で知識を身に着ければよいのでしょうか。
この記事では、プログラミングの知識を身に着けるなら、
・どのような勉強法が効率的にスキルを身に着けることができるのか
・コストと時間を抑えることができるおすすめの勉強法
について具体的に紹介していきます。
IT企業へ就職を考えられている方はぜひ参考にしてみてください。
高卒者がIT企業に就職するための勉強法
高卒者がIT企業へ就職するための勉強法として
1.独学でスキルを身に着ける
2.通常のスクールに通う
3.オンラインスクールに通う
4.スキルを身につけずに就職する
の4つが現実的な方法になります。
では、この4つの勉強法について、
・コスト
・時間
の観点から、メリットやデメリットなどを交えてそれぞれ解説していきますね。
独学でスキルをつける
まずは独学についてです。
独学でスキルをつけようとしている人は恐らく1番多いのではないでしょうか。
その一方で、1番挫折している人が多いのも独学なのです。
それはなぜなら、「継続出来ない」からです。
独学でスキルをつけていくには、「継続する」と言う事が何よりの大切なポイントなのです。
また、独学でどのような勉強法があるのかというと、プログラミングの教育本を読んだり、商材を買って勉強することなどがありますが、これではとにかく時間とお金がかかってしまいます。
そのため私はこれらの独学法をおすすめしません。
なぜなら継続しにくい勉強法だからです。
私がおすすめする独学法は、現代では誰もが知っている
「YouTubeを視聴する独学法」です。
これの良いところは、「時間とお金をかけずに勉強できる」というところです。
YouTubeではプログラミングやwebデザインの知識、スキルを紹介している人がたくさんいます。
また、説明要らずですが、YouTube視聴は基本的に無料です。
ですから、本や情報商材を買う前にYouTubeで独学してみてはいかがでしょうか。
知識だけを頭に入れるよりも、
「YouTubeで実際に作業を解説してくれている動画を見て学ぶ」
という方が成長が格段に早いのです。
レッスン型スクールで強制的にスキルをつける
毎回学校に通う通常のスクールを利用して、スキルを短期間でつけてしまうという方法も賢い勉強法です。
オンラインスクールや独学では、実際中々モチベーションを維持し続けることは難しいものです。
プログラミング教室に直接通うことで、
・同期とスキルを高め合うことで強制的にスキルを身に付けられる
・新しい人間関係を作ることができる
というメリットがあります。
この方法のデメリットは、地方に住んでいる方であればそもそも生活圏の近くにプログラミング教室が無いという事があります。
また、レッスン料金もオンラインスクールや独学で学ぶ際と比較すると、ずいぶんと高くなってしまいます。
オンラインスクールなら数万円のところ、プログラミング教室に通うとなると数十万円授業料がかかる場合もあるのです。
ですから、お財布に余裕がない人にとっては、厳しい選択になるのではないでしょうか。
オンラインスクールで自分のペースでスキルをつける
現代では、様々なオンラインスクールが発達しています。
パソコン1つで講師の方と繋がれるますし、在宅でも地方に住んでいる方でも楽々利用できるようになっています。
料金も格安のプランを選べば、3千円ほどからのものがありますよ。
つまりこのオンラインスクールで学ぶ方法のメリットは、コストを抑えることができ、在宅で受講できるという点なのです。
しかし、一方でオンラインスクールでプログラミングを身に着ける際に気をつけるべきデメリットもあります。
それは、「理解度が低くなる」という点です。
オンラインスクールでも講師と会話をしますが、発言が被ってしまったり、よく講師の話を理解していないまま進んで行くこともあるのです。
講師の方も受講者の顔は見えませんので、声だけで理解しているかどうかの判断は難しいものです。
また、通常のスクールに通う形であれば同期のような仲間が出来るものの、オンラインスクールでは講師と一対一なので、仲間は出来ません。
こういったことが原因で、あまりモチベーションが高く保てず、挫折してしまう人が多い傾向にあります。
オンラインスクールを利用される際のモチベーションを上げる方法は、講師から学んだことを、家族や友人、身の回りの人などに直接伝えることです。
これは理解力の向上にも繋がります。
現代のオンラインスクールでは、卒業後に就職の支援してくれるスクールもあるので、IT企業に就職したい方にとってはチャンスになりますね。
IT企業へ就職して知識を身に着ける
この方法は、企業に新卒で採用を狙いに行く場合だけ通用するやり方です。
高卒かつ新卒の18、19歳ならば企業から見れば金の卵です。
入社までは簡単に出来るのではないでしょうか。
しかし、就職後に大きな問題が出てくる場合があります。
それは、プログラミングのスキルが無いままIT企業に就職すると、「テスト作業」などの簡単な作業系の仕事ばかりを任され、知識を身に着けるという本来の目的からそれてしまう可能性があるのです。
ですから、スキルを身につけずに就職というやり方はあまりオススメできません。
しかし、教育環境がしっかりと整えられている企業も現代ではあるため、高卒で何もわからない状態からでも、一から教育してくれるような企業を狙いましょう。
そのような企業の場合、「スキルを身に付けず入社する」という方法は、非常に効率がよく知識を身に着けることができます。
これまでIT企業へ就職するための4つの勉強法をご紹介しましたが、いかがでしょうか。
勉強法といっても様々あるため、結局はあなたの好きなやり方でいいのです。
知識を身に着けるためには、やはり数をこなしていく他ありません。
まずは行動し、あなたの性格や、コスト面、根気などの観点から勉強法を選択するのが良いのではないでしょうか。
高卒でIT企業への就職を目指している方は、こちらのまとめ記事がおすすめです!
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最後までお読み頂きありがとうございました。