高卒と大卒の違い|高卒で社会人になった僕が日々感じていること

高卒と大卒を比べて、「多くの企業で大卒の方が給料が高く設定されている」ということは誰もが知っていることですよね。

しかし、このような「数字に表れる部分ではないところ」でも、高卒と大卒に大きな違いがあるのです。

この記事では、高卒で社会人になった僕が大卒の方に対して感じる「高卒と大卒の違い」について書いていきます。

僕が「社会人になる前に知りたかったよ!」

と思うような内容も含んでおりますので、現在学生の方や、進路に迷っている方には特に読んで頂きたいと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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高卒と大卒には人間性に違いがある?

高卒と大卒の人物を比べても、学歴だけで人としてどちらが優れているかは当然決められるものではありません。

ですが、高卒の人からしてみると、

「大卒は人間性が違うなぁ」

と感じる事も多々あります。

特に社会に出れば大卒・高卒が同じ会社で働くということも当たり前になり、同じ空間で同じ仕事をしているとその差は強く感じてしまうことになるでしょう。

業務上での会話には特に差異がなかったとしても、日常の会話などでその差を感じたり、話が合わないという経験がある人も多くいます。

人間性の違いというよりも、同じ会社に入るまでに経験していたことの違いが会話に表れることがほとんどです。

たとえば、大卒がその会社に入社するまでの期間である4年間は、高卒であればその会社で下働きをしていたり、他の仕事をしていたりなど違いが出てしまいます。

高卒のほうがその仕事に対してのキャリアは長いのですが、大卒になるとその分違った学生生活をしていたことになります。

高校を卒業してすぐの4年間は、10代から20代に変わる瞬間ですので目にする景色が変わってきます。

大卒であれば、授業の他にサークルや大学内での人間関係など「大学生でないとできない経験」をすることができています。

この時点で高卒の人とは話が合いずらくなりますね。

会話の中で「サークルで…」、「大学の単位が…」、「就職活動が…」と言われても高卒にはわからないことばかりです。

特に大卒の人は授業の単位やレポートの苦労話などを思い出話として話すこともありますが、それが伝わるのは同じく大学に通ったことがある大卒の人だけなのです。

すると高卒側には劣等感が生まれてしまいます。

大卒の人は普通の思い出話として語っていても、高卒の人にとっては話が理解できないというのは強いストレスとなります。

中にはわざと高卒の人の前でそういう話をする人もいますし、それが分かればもっとストレスを感じてしまうでしょう。

その時点で高卒の人は、大卒の人に学歴コンプレックスを抱いてしまうのです。

どんなに性格が良いという人も、知らず知らずのうちに学歴で差別をしていたり、人間性を批判していたりするので、高卒の人にとっては敵に見えてしまうのです。

 

高卒と大卒は一目見て分かるほど違う?

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一目見て高卒・大卒を判断することは当然できませんが、企業の面接や仕事のやりかたによっては「高卒と大卒で違う」と感じることは多くあります。

特に「対人の対応」は大きく違ってきます。

高卒の人は自分より年上と仲良くなりやすい傾向にあり、大卒の人は自分と同年代の人と仲良くなりやすい傾向にあります。

社会人を続けていれば次第に年代問わず仲良くなれる場合もありますが、よく話す人や相談しやすい人という点ではこういった傾向にあります。

また、自分の身の回りのことも高卒と大卒で大きい違いがあります。

よく言われるのが「精神的な余裕」です。

大卒の人は早くから社会の現場を見ているので基本的に余裕を持っている雰囲気がありますが、高卒は出世や給与などを求めて余裕を持っていないということが多いです。

高卒の僕から見ても、大卒にコンプレックスを抱いて言い訳がましくなってしまったり、「大卒よりも使える人材だと思ってもらおう」と必要以上に張り切ってしまったり、見ていて余裕がないのです。

高卒で社会人になったばかりの僕もまさにこのような状態でした。

そういう場合、精神を落ち着かせるための休憩をとらず、仕事に没頭してしまうので、傍目から見れば必死すぎると判断されるケースもあるのです。

大卒正社員と高卒アルバイトがいる現場では、「正社員は休憩をのんびり取っているけれど、アルバイトは休憩を返上して作業している」という光景も多く見られます。

これは当然労働基準法から外れている行為で、アルバイトであっても定められた時間の休憩は取らなければいけません。

しかし自分の能力を認めてもらいたいあまりに、違った方向で頑張ってしまうのです。

大卒の人に嫌がられることとして、高卒の人が「自分はこういう理由で大学に行けなかった」と言い訳のように話すことが挙げられます。

ネット上の書き込みを見ても、一方的に大卒の人を敵対視して「このようなことを言われた」というエピソードが多数出てきます。

高卒の人からすると、言いたくなってしまうものではありますが、実際大卒の人がそれを言われても返す言葉に困ってしまうだけですし、「大学なら自分でお金を貯めて行けばいいのでは?」と思われてしまうだけなのです。

こういった事をつい口に出してしまうのも「精神的な余裕」がない証拠なのかもしれませんね。

「大卒であっても高卒であっても人間として差はない」と考えることが円満に仕事を続ける方法なのです。

 

高卒と大卒には常識やマナーのレベルに違いがある?

人間性の項目でも言った通り、高卒と大卒で大きな違いがあるというのは感覚的な問題で、高卒側の受け取り方によります。

それは常識やマナーでも同じことが言えます。

高卒でも社会的なマナーがある人もいますし、大卒でもマナーがない人はいます。

その逆もしかりです。

ですが、一般的に大卒の人は高卒の人に対して、社会的なマナーが欠如していると思うことがあるようですし、高卒の人も大卒の人は社会のことはあまり知らないと思っている場合もあります。

しかしこれは、それぞれがこれまで出会った数人のイメージで作り上げている想像であり、はっきり言って偏見です。

実際社会人として働いていると、「高卒も大卒も常識やマナーに違いはない」ということを実感します。

高卒の社員が一般常識を知らずに取引先に不快な思いをさせてしまったり、大卒の社員が社会のマナーを知らずに会社の評判が落ちてしまうというケースもあります。

常識やマナーのレベルは、学歴ではなく、その人がこれまでどんな世界で生きて来たかによります。

大卒の人はほとんどの場合、大学に進学できるほどの収入がある家庭で生まれ育っていますし、高卒の人はどんな理由があっても結局は大学進学ができない家庭環境であったということは確かなのです。

すごく嫌な話ですが、そのときに常識とマナーの相違が生まれてしまうのかもしれません。

例えば大学では飲み会の時に先輩にお酌をしたり、新人は先輩におもてなしをするという行為は大学生でないと経験できません。

また、大卒のほうが授業を多く聞いている分、他人に何かを伝えるときにわかりやすくまとめることができたり、ある程度の常識を持っています。

こういった部分では、大卒と高卒で確実に違いが生まれています。

特に常識の部分はその人の周囲の環境が強く反映されますし、大学では自分と違う環境で生活していた人ばかりと出会うことから多くの人格を知ることができます。

そうすると社会に出てから「このタイプはこうした付き合い方がいい」と言った判断をすることもできるようになります。

高卒では広い付き合いというのがなかなか難しくなってくるので、こういった部分も違いの一つと考えられるでしょう。

 

高卒と大卒では考え方に違いがある?

高卒と大卒で一番大きく違うのは「考え方」とも言われています。

大卒であればこれまで幅広い選択肢が用意され、広い見聞でいろいろなものを見てこれたはずです。

それは仕事面だけでなく遊びや趣味、人づきあいにも該当します。

大卒であれば自分の学歴やキャリアを生かして他の仕事に活用することを考えるとしても、高卒は今やっていることがすべてなので将来的なことが漠然としていることが多かったりします。

また、大卒の人は特に将来設計を細かく立てている事が多く、貯金をしたり投資をしたりなど将来の可能性に賭けているという話もよく聞きます。

物事を大きく考えてしまうがゆえに逆に将来設計ができていないという人もいますが、それでも目先のことばかりではないのは大卒の考えなのかもしれません。

高卒の場合、高卒で就職できる企業がある程度決まっているため、「自分には選択肢がない」と悲観的になってしまう傾向にあります。

このようなことから気持ちの余裕がなくなり、考え方にも差が出てきてしまうのです。

さらに、高卒と大卒が同じ会社に就職した場合、冒頭でも書きましたが「自分は高卒であの人は大卒」とレッテルを貼って劣等感を覚えてしまいがちです。

しかし、学歴だけを見て劣等感を感じてしまう必要はありません。

社会へ出て一番大切なことは、間違いなく「その人の人間性」ということを忘れてはならないのです。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

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