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    高卒同士が結婚すると将来どうなるのか|密かな疑問を解決します

    高卒同士が結婚すると将来どうなるのか|密かな疑問を解決します

    自分の将来のライフプランを考えたとき、素敵な人と出会えたら結婚したいと思っている人は多いでしょう。

    しかし、いざ恋人が出来ても収入の少なさから結婚を躊躇しているカップルも少なくありません。

    このことが日本の晩婚化に拍車をかけている原因とも言われています。

    とくに高卒同士のカップルは収入面での不安を抱えていて、きっかけがなければなかなか結婚に踏み出せないのが現状です。

    僕も高卒で彼女がいますが、収入がそれほど高くないので結婚についてはいつも考えさせられます。

    では実際、収入が低い高卒同士が結婚すると将来はどうなるのでしょうか。

    結婚後の生活、育児、老後など、様々な場面で収入というのは直接的に関係してきます。

    そんな不安要素が多い高卒同士の結婚について、今回は素朴な疑問を解決していきたいと思います。

    高卒同士の結婚について不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    目次
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    高卒同士が結婚すると将来はどうなる?

    高卒同士のカップルが結婚すると、どのような暮らしが待っているのか気になりますよね。

    お金のこと、住まいのこと、子育てのこと、色々な角度から高卒同士の結婚生活について探っていきましょう。

    高卒同士の結婚生活の様子

    まずは高卒同士の夫婦の日常生活についてです。

    夫も妻も最終学歴が高卒の場合、子供が出来るまでは夫婦共働きで家計を支え合う結婚生活になることがほとんどです。

    夫が大卒で高給取りであれば、結婚と同時に妻が仕事を辞め家庭に入る選択をする人も少なくありません。

    妻が高学歴だった場合は一生仕事をしていく覚悟で大学で学んできたケースが多く、そのようなケースであれば家計のために働きに出るというよりは、女性側の生きがいのために働いているので夫の稼ぎに対する不満を感じることは少なくなります。

    大卒でも高卒でも、新婚のうちは休日になると夫婦で出かけたり、旅行に行ったり、夫婦2人だけの時間を満喫したいと考えます。

    その為にはやはり、お金が必要です。

    夫婦2人の生活費の他に、楽しい結婚生活のため、将来子供が出来た時のため、この時期に2人で働いてお金を貯めるのがベストです。

    子供ができた後、妻が仕事を続けるかどうかについては、高卒でも大卒でもそれぞれの夫婦の価値観によって違います。

    大卒夫婦ほどの世帯収入がなくても、妻に安全なお産をさせたいと考えて仕事を辞めて出産や育児に専念してもらう高卒の夫もいますし、大卒であってもお産ギリギリまで仕事を続ける妻もいます。

    高卒で決して収入が多いとは言えない夫1人の稼ぎで生活していくことになったら、収入が少なくなってしまった分、支出を減らさなくてはいけなくなります。

    これはおそらく節約生活の日々が続くことになります。

    ただし、高卒でも大手企業に就職できた人や、高卒で公務員になれた人は違います。

    高卒から大企業に就職した人や公務員になれた人は、大卒が4年間働けなかった分安定した収入を得ており、更に昇級していくので大卒と同じくらいもしくは、大卒以上に収入を得る人もいます。

    このようなケースでは大卒夫婦以上に豊かな結婚生活がおくれるでしょう。

    高卒同士の夫婦のマイホーム購入への道のり

    結婚して家庭を持ったら夢見るのがマイホームですよね。

    「庭付きのマイホームを建てたい!」

    「ゆくゆくは両親を呼んで一緒に住みたいから2世帯住宅が良い!」

    「子供をのびのびと育てられる家を建てたい!」

    など、夢や期待が膨らみます。

    しかし夫婦揃って高卒で、世帯収入も決して多くはないためマイホーム購入なんて夢のまた夢だと諦めてしまってはいないでしょうか?

    最近では、数ある建築会社の中でも、賃貸と同じ額の支払いでマイホームを購入できると謳っている会社もあったり、優秀な建築士の設計で狭い土地にも素敵な家を建てられるようになってきました。

    夫婦揃って高卒で世帯収入が多くなくても、住宅ローンを使って夫婦が協力し合えばマイホーム購入も夢ではありません。

    ちなみに、地方であれば都会よりも土地を安く購入することも出来ますし、地方への移住という手段もあります。

    昨今、地方では、若者が都会に流れてしまって過疎化で悩んでいる自治体も多く、他県からの移住者を歓迎しています。

    他県から移住してくれた家族に対しては、マイホーム購入資金を自治体が支援してくれる制度があったり、仕事の紹介をしてくれるところもあります。

    都会の満員電車に揺られる生活に疲れたり、大自然の中で過ごしたいと思っているのであれば、移住者支援制度を利用してマイホームをお得に買うのも賢い方法でしょう。

    高卒夫婦がマイホームを購入する為には、コツコツとマイホーム購入資金を貯めることと並行して、お得に家を建てる方法を模索するのがマイホームを手に入れる近道になります。

    両親が高卒同士だと子育ては大変?

    高卒同士が結婚した場合、妻の方も生活費のため、子供の教育資金のため、子供を育てながら仕事をするケースが多くなります。

    大卒同士が結婚した家庭でも、手に職をつけるため大学で学んできた妻は、子供を産んでも仕事を続けるつもりだった人が多いため、子供を出産した後は仕事に戻っています。

    仕事をしながら子供を育てることは容易なことではありません。

    朝早くから起きて朝食を作り、食べさせて、子供の登園準備をし、出社をして…。

    仕事をこなして保育園に迎えに行って夕食の準備にお風呂の支度…。

    目が回るような忙しい日々です。

    このような肉体的な忙しさ自体は、高卒も大卒も仕事を持つ母親なら変わりません。

    ですが、高卒だとどうしても専門性の高い仕事に就くことができないので、子育てをしながら働きやすい仕事と巡り会うことが出来にくくなります。

    その結果、高卒は仕事と育児の疲れを余計に感じやすくなってしまう傾向にあるのです。

    子供の面倒を見る時間を増やそうと思うと、仕事をする時間が短いパートタイムとしてしか働けなかったりします。

    そうなると、自ずと収入は少なくなります。

    高卒だと子供を抱えての再就職が難しかったり、子育てに理解のない会社に入ってしまうことで、子供が体調を崩してしまった時や子供の行事に休みが取りづらい環境だったりと、気苦労も多い傾向にあります。

    出産後に働く場合は「子育てをしながら働ける環境」という条件付きで就活する必要がありますから、選べる職業の幅が狭い高卒の女性にとってはそこが1番大変と言えるでしょう。

    高卒同士の結婚生活で困ること

    高卒同士の夫婦は、揃って仕事をしている家庭が多いので、家族と過ごす時間が少なく、コミニケーションが取りづらいという声もよく聞きます。

    祖父母など頼る人が周りにいる人は、両親が仕事で子供の面倒が見られない時でも少しの時間預かってもらうことが出来るため、仕事と家のことを両立して子育てをしていけます。

    反対に周囲に頼る人もおらず夫婦で共働きをしなくてはいけない場合、夫婦それぞれが日勤と夜勤で時間帯をずらして仕事をして、子供の面倒を見ている家庭もあります。

    そうすると、当然家族みんなが揃う時間が短く、コミニケーション不足に陥ってしまいます。

    どちらも日勤で働いていたとしても、帰宅してから家事を行うことになるので、十分に子供と遊んだり、勉強を教える時間が持てないことが多いようです。

    パートナーが家事や育児に協力的な今時のイクメンパパであれば、共働きでも妻の負担は少なく、不満は持ちにくくなります。

    しかし、夫婦が高卒で共働きをしなくてはいけない状況であるにもかかわらず、家事や育児は妻に任せっきりの夫の場合は、妻側が負担過重でストレスを溜め込んでしまいます。

    どんなに打たれ強く、我慢強い女性でもこんな生活を長く続けたら、怒りは爆発するに違いありません。

    高卒同士が結婚して共働きをしながら家庭を支え合う場合には、夫も妻も負担が半分半分になるように、仕事も家事も協力体制で行わなくてはうまくいきません。

     

    高卒同士が結婚するメリットとデメリット

    これまでの内容を読んで頂いた方は、

    「高卒同士の結婚はやっぱり大変そう…。」

    「高卒同士の結婚は苦労するし、しない方が楽でいいかも…。」

    と思った人もいるかもしれません。

    しかし、高卒同士が結婚するメリットも実はたくさんあります。

    デメリットと一緒にそれぞれみていきましょう。

    高卒同士の結婚のメリット

    ・若くして親になれる

    高校を卒業する年齢が18歳、大学を卒業する年齢が22歳、大学院を卒業するとなると24歳になります。

    そこから社会人経験を何年か積んで結婚に至るライフプランを思い描いている人が多いですよね。

    18歳から社会人として自立した人と、22歳から自立をした人では、早くに結婚出来る確率が高卒の方が高いと言えます。

    実際に統計的に見ても高卒の結婚時期は大卒の人よりも早い傾向にあるのです。

    子供が欲しいと思った時、両親が若ければ子供を授かりやすいですし、体力的にも子育ては楽になります。

    また、子供にとっても若い両親は自慢の両親でしょう。

    ・早いうちにマイホームが購入できる

    社会人経験を早くに積んだ分、大卒よりも高卒の方が若いうちにお金を貯めることも可能です。

    早くに結婚して、しっかりと貯金をしていれば、周囲よりも早くマイホームを購入することができるでしょう。

    賃貸住宅よりも、自分たちで買った家の方がはるかに自由で快適に過ごすことができます。

    ・周囲の協力が得られやすい

    高卒カップルが早くに結婚すると、お互いの両親がまだ若く、生活が大変な時に協力してもらえる可能性が高いでしょう。

    特にありがたいのは子供の面倒をおじいちゃん、おばあちゃんが見てくれることです。

    大卒で就職して、社会人経験をある程度積んで結婚となると、30代に突入するケースがほとんどです。

    そこから子供が生まれることを考えると、自分たちの両親の年齢も当然高くなり、子育ての手助けをしてもらいたくても叶わないこともあるのです。

    高卒同士の結婚のデメリット

    ・夫の給料だけでは生活が難しい

    20代前半の頃は、高卒の方が早く仕事に従事してきたため、大卒に比べてお金を蓄えている人も多いのですが、社会人経験が増すにつれて大卒の方が基本給が高く、賞与も多く、昇進しやすいこともあって、30代くらいになると大卒夫婦の収入に劣ってしまいます。

    夫婦共働きしていても日々の生活がギリギリで、毎年家族旅行をする余裕がないという家庭も少なくありません。

    子供がいる家庭ではやはり、夫の給料だけで生活していくことは難しいでしょう。

    ・子供の進学への不安がある

    大卒夫婦に比べて、高卒同士の夫婦は子供の進学について頭を悩ませることが多い傾向にあります。

    進学資金の用意についてもそうですが、自分たち夫婦は高校受験の経験しかなく、専門学校や短大、大学へ進学することへのリアルなイメージが湧きにくいということも挙げられます。

    そのため、高校より上の学校に進学するにあたっていつから何を準備しなくてはいけないのかがイマイチよく分からずに不安になってしまうのです。

     

    高卒同士の夫婦でも貯金は出来る?

    「高卒同士の夫婦でも貯金はできるの?」

    という疑問の答えは、迷わずYESです。

    確かに大卒同士の夫婦の方が世帯収入が多く、貯金をしやすい環境であることは間違いありません。

    ですが世帯収入が多いからといって、頻繁に外食をしたり、よく旅行に行ったり、お金をよく使っている夫婦は当然貯金額は増えません。

    反対に、高卒同士の夫婦でも倹約家で上手にお金を使える夫婦は着々とお金が溜まっていきます。

    お金を貯めるのに大切な事は、学歴よりも意識です。

    お金を貯める目的を明確にして貯金プランを夫婦で練り、実践すればコツコツお金を貯めていくことができるでしょう。

    確実にお金を貯めたいと思ったら、お給料が入ったらすぐに夫婦で決めた額を貯金口座に移すことがお勧めです。

    貯金分の金額が初めから家計になかったことのように生活すれば、着実にお金が溜まっていきますよ。

     

    高卒同士でも幸せな結婚生活を送るために重要なこと

    世の中には、高卒同士の夫婦でも立派に子供を育てあげる夫婦もたくさんいますし、人並み以上に豊かな生活している夫婦もいます。

    年齢を重ねても、いつまでも恋人同士のようなラブラブな夫婦だっています。

    結婚生活の幸福度は、学歴では測ることはできません。

    ただし、世帯収入が多くない高卒夫婦の場合は、お金に関することで苦労したり、揉める可能性が高いのも事実です。

    高卒夫婦で幸せな結婚生活をおくるためには、お互いが手を取り合って協力し合うことが何よりも大切でしょう。

    家事や育児の負担が片方にばかりのしかからないように役割分担を話し合ったり、普段の生活では浪費することなくしっかりとお金を貯めることが大切です。

    また、臨時収入があった時やお金に余裕があるときには、家族で旅行に行ったりイベントを楽しむなど、家族とのコミニケーションの時間を有意義なものにすれば、家族の絆が深まります。

    学歴や収入にとらわれず、家族が安心して暮らせるように努めることこそ、高卒同士の夫婦が幸せな結婚生活を送る秘訣ではないでしょうか。

    最後までお読み頂きありがとうございました。

    この記事を書いた人

    工業高校を卒業し、現在は機械設計を行っている二十代。
    主に自分の経験を元にして、高卒、工業高校に関する記事を書いています。

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