大卒と高卒で話が合わない理由|高卒で働く僕が真剣に考えてみた

社会人になって

「この人なんだか僕と気が合うかも!」

と感じる人は、あなたと最終学歴が同じだったりしませんか?

反対に、

「この人とはいつも話が噛み合わないし、もうこの場から立ち去りたい…。」

と感じる人は、実はあなたと最終学歴が違っていませんか?

このように、社会人になって大卒と高卒で話が合わないと感じてしまうことはとても多いと思います。

実際に僕は高卒で働いていて、仕事の休憩中に大卒の人とよく話をしますが、なかなか思うように話が弾みません。

やはり共通の趣味でもない限り、大卒は大卒と話していたほうが会話も盛り上がりますし、高卒は高卒同士の方が楽しく会話ができるのです。

ではなぜ高卒と大卒は話が合わないと感じてしまうのでしょうか。

この記事では「大卒と高卒で話が合わない理由」について、僕の経験をもとに考えてみました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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大卒と高卒ではそもそも価値観が合わないから

大卒と高卒で話が合わないと感じてしまうのは、そもそもお互いの価値観が合わないからだと考えられます。

大卒と高卒では、学歴の違いに至るまでのプロセスの違いがあります。

そのプロセスを遡ると、そもそも価値観が合わないということに辿り着くのです。

まず大学に進学するか、高校を卒業して就職するかを選択する価値観の違いがありますね。

高校卒業してすぐに就職を考えている人は、家庭の事情で高校より上の学校に進学できなかったり、早く社会人になってお金を稼ぎたいという思いがあって大学受験を選択肢に入れなかったはずです。

大学受験をした人は、親の勧めがあったかもしれませんが、現時点で目標は見出せていなくても、今受験勉強を頑張ることで将来の収入が上がると考えて、大学受験に向かって勉強に励んできたわけです。

高校を卒業してすぐ就職することを考えている学生と、大学受験を考えている学生では、学生時代の過ごし方が変わってきます。

この時点で、勉強に関する考え方や、将来の自分の捉え方、時間の使い方に違いが見られるでしょう。

このような考え方の違いを作ったのは、家庭環境や親の価値観です。

つまり、幼少期の親の育て方が子供の進路に大きく関わっているので、高校を卒業して就職した人と、大学に進学した人では、幼少期の過ごし方からして違いがあったのでしょう。

親が子供の教育にかける熱量に違いがあったり、しつけが厳しかったり、あるいは自然と大学進学を視野に入れるような子育てをしてきたことによって、大卒と高卒の価値の違いが生まれると考えられます。

 

大卒は長期的思考で高卒は短期的思考だから

自らの意思で大学に進学し卒業した人と、自らの意思で高校を卒業した後にすぐ就職した人の思考は2つのパターンに分けられます。

大卒の人の場合、これは長期的思考を持っていると言えます。

高校を卒業すれば、就職することだって難しくはないはずなのに、高校3年生の時期には遊ぶ時間を削って必死に受験勉強をして、大学入学を勝ち取りました。

大学に入学した後も、卒業するための単位を取ろうと真面目に授業に出席して、無事卒業を果たしました。

すべては、高校時代に思い描いた自分の将来のための行動であり、見えない先のために苦労を積んだ長期的思考と言えるでしょう。

一方で高卒の人は、目の前にある自由な時間を勉強に費やして失ってしまうことが嫌だったり、いち早くお金を稼ぎたい気持ちが先立って就職を選んだ人が多いでしょう。

このように高卒の人は短期的思考が多い傾向にあるのです。

実は、この長期的思考と短期的思考は、進路の選択だけではなく、日常生活のあらゆるところで違いを感じるところが出てきます。

例えばお金の使い方です。

長期的思考の人は、給料を手にすると、将来のための備えや万が一大きな出費が必要になったときのために、得た収入の何分の1かを貯金に回しますが、短期的思考の人は、欲しいものがあるとすぐにお金を使ってしまいます。

恋愛や結婚の面でも長期的思考と短期的思考では違いがあり、長期的思考な人はじっくりとパートナーを選び、ベストなタイミングを見計らってアプローチやプロポーズをする傾向がありますが、短期的思考の人は、自分の気持ちが高まったときに計画性もなく想いを伝えることを躊躇しません。

ですから、大卒の人と高卒の人が金銭的な話をしても、恋愛の話をしても、お互いに話が合わないと感じてしまうのです。

短期的思考の人は先を見据えずに実行してしまう傾向が強い分、金銭的なことも、恋愛や結婚でも失敗してしまうリスクは高まります。

これまでの話だと「長期的思考が善で、短期的思考が悪」と勘違いしてしまいそうですが、もちろん長期的思考が良くて、短期的思考が悪いということはありません。

短期的思考の行動力が功を奏して幸運を招くこともあるので、極端に思考がどちらかに傾かなければ生活に支障はないでしょう。

このように「大卒と高卒の思考の違い」はお互いに話が合わないと感じてしまう大きな原因と言えますね。

 

大卒は視野が広く高卒は視野が狭いから

大卒と高卒で話が合わないのは、大卒の人は視野が広く、高卒の人は視野が狭いということが挙げられます。

一般論として、大卒は視野が広いと感じます。

そして、高卒を否定するわけではありませんが、高卒は大卒に比べると視野が狭い人が多いのです。

それは何故なのでしょうか…。

その理由は、大学では色々な経験が出来るからです。

高校受験で志望校を選ぶとき、自分の偏差値で行ける高校を選ぶ以前に、ほとんどの人が自分の都道府県内の中から進学先を検討するでしょう。

中学を卒業して新しい友達ができるとはいえ、同じ都道府県の中で、同じような偏差値の人たちが集まる環境で勉強に励むことになります。

しかし、大学は違いますよね。

思い切って自分の地元から遠く離れた他県の大学に進学したり、地元の大学を選択しても、全国各地から集まった人たちと知り合うことが出来るのです。

大学に進学すれば、今まで出会ったことのない斬新な発想の人と出会ったり、育った環境が全く違う人との接点を持つことができて、価値観の違いにも対応できるようになります。

それから、数あるサークルの中から自分が気になる物を選んで活動したり、仲間とボランティアをしてみたり、バイトで貯めたお金で仲間と旅行に行ったり、就職するまでの間に本当の自分探しもできます。

この時間はとても貴重であり、このような時間があるからこそ、人生の視野が広がっていきます。

高校を卒業してすぐ、社会に出たとしてもまだ10代。

社会人経験を積みながら視野を広げるという方法もありますが、慣れない仕事に追われる中で、色々なことにチャレンジするのは体力的にも物理的にも難しいでしょう。

高卒で就職をした身としては、大学時代に色々な経験を積んできた人の話を聞くと、正直羨ましく思うことも少なくありません。

そして大卒の人は視野が広く、高卒である自分は視野が狭いように感じてしまうことがあるのです。

 

大卒と高卒で話が合わないのはプライドのせい?

社会人として仕事をしていると

「大卒は高卒のことを見下しているのでは?」

と思うことがあります。

例えば、業務をこなしている中でトラブルが起こったときに、大学で専門的な知識を学んできたことで自分の仕事に絶対的な自信を持っている人もいて、ミスをなかなか認めなかったり、そればかりか高卒社員の知識不足を指摘してきたりします。

全ての大卒社員がそうではないのですが、やはり仕事で活躍するために大学で学んできたというプライドがあるため、高卒の社員の仕事を素直に評価できないところもあるようです。

一方高卒はというと、自分の方が入社した年が早く、会社のことは大卒よりも把握しているというプライドがあります。

高卒なりに頑張ってスキルを磨いてきた人の中には、仕事が出来ないのに自分よりも初任給が高く設定されている大卒社員をよく思わない人もいます。

多くの人が自分の仕事にプライドを持って業務に携わっているのですが、プライドがあるからこそ、無意識に違う学歴の人と自分のやり方を比較してしまい、プライド同士がぶつかり合ってしまうと関係が崩れるまでに至ってしまうのです。

大卒と高卒で話が合わないのは、案外プライドが邪魔をしているケースが多いのです。

大卒は大卒なりの知識を活かして、高卒は高卒なりの経験を生かして共に協力し合えれば、会社にとって大きな成果となるのですが、お互いのプライドをコントロールするのは簡単ではないのが現実です。

 

 大卒と高卒で話が合わない場合どうしたら良いか

大卒と高卒が話が合わないと感じる原因は、育ってきた環境が違うことや、根本的な思考の違い、経験値の違い、お互いのプライドのぶつかり合いなど、さまざまなことがあることを説明してきました。

それでも、それらを乗り越えて付き合って行った方が、会社のためでもあり、自分のためにもなるでしょう。

大卒と高卒でも上手くコミニケーションをとっている人たちを見てみると、お互いが歩み寄って付き合っているように感じます。

高卒の人が、大卒は自分の知識や学歴を振りかざしているように感じるのは、もしかしたら自分の学歴のコンプレックスや、楽しいキャンパスライフを送ることができなかった嫉妬があるのかもしれません。

もし、嫉妬心があるのであれば、自分でも心当たりを感じる部分はあるでしょう。

まずはそのことを自分自身が認めるところが始まりです。

相手に対して素直に、

「良いなぁ、自分も大学に通ってキャンパスライフを味わってみたかったよ!」

と言えたなら、大卒社員の行動を見て学歴を振りかざしていると思うこともなくなるでしょう。

大卒の人の中には、高卒の社員に対して、

「自分よりも能力が低い人」

と見下している人もいるのではないでしょうか?

でも、本当に能力が低いでしょうか。

自分よりも明らかにスピーディーに効率よく仕事をこなしていなり、トラブルが起きても、臨機応変に対応できている高卒の人だっているでしょう。

もしかして、自分が育った家庭環境の中で、学歴が低い者は立場が下だとか、そんな風に教え込まれてきてはいなかったでしょうか?

そのような価値観が自分の中に根付いていたとしたら、今すぐにその価値観を捨て去って、人間の本質に目を向けるようにして下さい。

高卒と大卒で話が合わないと感じている時の解決方法としては、両者がお互いの良いところを見つけるようにして歩み寄ることが大切です。

相手に尊敬の念を持って接すれば、自然と相手の話にも興味が湧きますし、相手の言葉を素直に聞き入れることができるでしょう。

 

まとめ

大卒と高卒で話が合わないと感じるのは無理もないと言えばそれまでなのですが、このままで良しとしないで、歩み寄ることが出来れば自分を大きく成長させることができるでしょう。

他人の話を聞くことやコミュニケーションをとることは、自分の人生を豊かにしてくれます。

それほど「知識」とは重要なものなのです。

違う道を歩んできた者同士、違いを認め、違いを讃えることでさらに視野が広がります。

仕事での関係を良好にして成果をあげることははもちろんのこと、違う価値観の人とも上手にコミニケーションが取れる余裕を持った大人になりたいものですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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