世間では、大学全入時代と呼ばれるほど大学進学することが当たり前になり、婚活市場では学歴が重要視されたり、高学歴の方が会社で出世しやすかったりと、さまざまな場面で学歴の必要性を感じます。
このような学歴が重要視される時代に、高卒の彼女との結婚はアリなのでしょうか?
高卒の彼女との結婚を考え始めたとき、
「結婚して将来大丈夫かな?」
「高卒の彼女と結婚したら世間体が悪いのではないか…」
このように漠然とした理由で高卒の彼女と結婚することに不安を感じている人も多いと思います。
この記事では、
・高卒の彼女との結婚は実際アリか
・高卒の彼女と結婚するメリットとデメリット
について、詳しく解説していきます。
高卒の彼女との結婚に将来を不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
高卒の彼女と結婚するメリット
女性の社会進出が当たり前になった今、高学歴の女性はあちこちにいます。
それでも、高学歴の男性と高卒などのいわゆる低学歴女性のカップルや夫婦がたくさんいるのは、この組み合わせによるメリットが多いからです。
では高卒の彼女と結婚するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
早速見ていきましょう!
若いうちに結婚ができる
高卒の女性の場合、大卒の女性と比べて仕事を始めるのが4年早いため、結婚適齢期には仕事にも慣れて落ち着いている人が多いです。
優秀な方であれば貯金もマメにしているでしょう。
ある程度生活の基盤がしっかりしていて、毎日の生活リズムも安定しているので、男性側としても若いうちから結婚を視野に入れることができます。
若いうちに結婚を考えている方からすると、これは大きなメリットと言えます。
一方、大卒の女性の場合は、大学で学んだことを活かして仕事でバリバリと活躍したいキャリア志向の女性が少なくありません。
いずれは結婚したいと考えている女性がほとんどですが、男性が結婚したいと思ったタイミングに女性側の仕事が忙しかったり、今はまだ仕事に精を出したいと思っている時だったりすると、結婚をOKしてもらいにくくなります。
結婚願望が強い男性だと、キャリア志向の彼女の気持ちが整うまで待ちきれないかもしれません。
結婚は2人のタイミングが合って初めてできるものなので、若いうちから結婚ができる準備が整っている高卒女性の方が、結婚のタイミングも合わせやすいでしょう。
高卒の女性は家庭的な人が多い
高卒の女性と大卒の女性を比較してみると、高卒の女性の方が割合的に家庭的な女性が多い傾向にあります。
高学歴な男性がパートナーであれば、経済的に家庭を支えるのは男性の役目となるので、女性はその分、
「自分は家事や育児を頑張って家庭を支えよう」
という意識を持ってくれる人が多いです。
家事や炊事が苦手な男性は、積極的に家の仕事をこなしてくれる高卒女性の方が居心地が良く、仕事に精を出せるのではないでしょうか。
妊娠・出産の安全性が高まる
多くの人が将来的には子供を持ちたいという願望があるのではないでしょうか。
大卒の女性は仕事が忙しかったり、キャリアをを重視してしまうので、どうしても妊娠・出産の時期が遅れがちです。
その点、低学歴の女性は仕事のことで妊娠を躊躇することは少なく、若いお母さんが多くみられます。
妊娠・出産・子育てをするのには適した年齢があり、残酷ですが、タイムリミットが過ぎてしまうと子供を持つ夢すら叶いません。
女性は年齢を重ねるほど妊娠がしにくい体になっていきますし、高齢出産では妊娠高血圧になりやすかったり、ダウン症の出生率も上がります。
育児をするにしても、若い方が体力的に楽な部分が大きいですし、若い両親は子供にも喜ばれます。
高卒の彼女と結婚するデメリット
これまで、高卒の彼女と結婚するメリットを挙げてきましたが、反対にデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。
それでは見ていきましょう。
自分の経済力に頼られる
女性の社会進出が一般的になった今でも、男性の所得と女性の所得では大きな開きがあります。
特に低学歴な女性の所得は低く、高卒以下の学歴で特に資格も持たない女性の1ヵ月の給料は、手取りで10万程度という人も少なくありません。
低学歴低所得の女性の中には、自分の稼ぎだけで生活することが難しいから、早く結婚をして男性に養ってもらおうと考える人もいるくらいです。
また、そこまで計算高い女性ではなかったとしても、やはり低学歴の女性と結婚すると、高学歴を有する男性側が生活のほとんどを支えることになるのは目に見えています。
自分はせっかくの高学歴、高収入なのに、結婚を機に、自由に使えるお金が少なくなってしまう可能性もあるのです。
仕事に理解を持ってもらえない
よくドラマの中で、
「私と仕事、一体どっちが大切なの?」
なんて不機嫌になる女性が登場しますが、学歴の高い女性は、男性の仕事に対する考え方をよく理解してくれる人が多いです。
大学に進学した女性は、将来仕事で活躍しようと大学時代に勉強に励んでいたり、自分の周りにも仕事で忙しく、バリバリ活躍する友人が多いので、仕事で忙しいパートナーの気持ちを自然と理解することができるのです。
低学歴な女性の中にも当然、パートナーを献身的にサポートしてくれる良き妻もいます。
ですが、やはり学歴が高くない分、責任重大な仕事を任された時のストレスや、良い仕事をする為に休日を返上しないといけないことなど、働くことの難しさを理解できなくて、夫の仕事に不満を持つ女性が多いのも事実なのです。
高卒の彼女と結婚してもいい理由
高卒の彼女との結婚を迷っている人に今一度伝えたいことは、
「彼女の魅力に惹かれているのなら、学歴差を気にせず結婚しても幸せになれる」
ということです。
ここからは、高卒の彼女と結婚しても良いと言える理由をお話していきますね。
疲れた時に癒される
高学歴同士の結婚は、経済的にも豊かになりますし、会話のレベルも一致していて、楽しく刺激的な結婚生活になるでしょう。
でも、長い結婚生活を円満に続けていくには、家庭が癒される場所でなくてはいけないと思うのです。
高学歴の賢い女性は、負けず嫌いでプライドが高い人が少なくありません。
高学歴な自分も似たようなところがないでしょうか。
こんな2人がぶつかり合った時は大変です。
プライドが許さないから素直に謝ることも難しかったり、派手な争いはしなくても、賢いばかりに長く冷戦状態に陥ることも。
高学歴な女性全てに当てはまるわけではありませんが、高学歴で能力も高く、高収入だからといって高飛車な態度を取る女性と結婚したところで、家庭の中に癒しはないでしょう。
例え、低学歴であっても、いつも笑顔でチャーミング妻が家の中にいれば、それだけで家庭は明るい雰囲気になります。
高等な会話についてこれなくても、ちょっと天然な発言が多くても、笑顔の可愛い癒し系の妻の方が、結婚して年数が経ってからも幸福感を感じられると思います。
「家庭の雰囲気は母親の性格で左右される」
というデータもありますから、結婚に学歴など全く関係ないのです。
アットホームな家庭を築ける
高学歴な女性と結婚して共働きで生活ができたら、お互いの収入も高いので、金銭面の不安は少ないと思っていませんか?
でも高学歴な女性は理想が高く、洗練された生活を好みます。
ブランド品が大好きで、毎月エステに通い、
「結婚してもオシャレを楽しみたい!」
という高学歴の女性も少なくありません。
女性はいつまでも綺麗でありたいと願うものだと言いますから、低学歴の女性だって同じように美容やオシャレにお金をかけたい気持ちはあるはずです。
しかし、低学歴の女性は自分の稼ぎが少ないことを分かっているので、
「現実的に無理!」
と諦めて、子供が生まれた頃には落ち着いてくれます。
しかし、高学歴高収入な女性は、自分自身にお金を稼げる能力があるからと、結婚して子供が生まれてからも生活の質を下げることを嫌がります。
自分が高学歴で高収入なのであれば、妻に高い生活水準を求められても問題ありませんが、高学歴だけれど高収入を得ていない女性と生涯連れ添うのはキツイでしょう。
高卒で低学歴でもきちんと節約をしながらお金の管理をしてくれたり、家族のことを大切に考えてくれる妻の方が結婚相手としては有り難い存在なのです。
デメリットと言える部分が少ない
結婚を考えるくらい大好きな女性が高卒だったとしても、自分が高学歴でそれなりに収入があれば、人並み、あるいは人並み以上の生活水準で暮らしていくことは可能です。
ですから、正直なところ、パートナーとなる女性の学歴の高低が結婚生活の質を左右することはほとんどないと言えます。
結婚するにあたって、どうしても彼女の学歴の事が引っかかると言うのであれば、それは自分をよく見せたいというプライドなのかもしれません。
確かに結婚は本人同士だけの問題ではありませんが、世間体を気にして決めた結婚の先に本当の幸せはないと思います。
親が喜んでくれる相手、世間が羨んでくれる相手を選んだとしたら、結婚生活に慣れが生じた頃、本能的に心惹かれるタイプの女性に目移りしてしまうでしょう。
やはり、本能や直感の部分で惹かれる相手でないと、病める時も健やかなる時も一緒にいるのは難しいのです。
ですので、彼女の学歴が低くてもあなた自身が強く心惹かれる部分があるのなら、2人で幸せな結婚生活を送る為にできることを考えましょう。
高卒の彼女と円満な生活を送るには?
ここからは、具体的に彼女との結婚生活をイメージしてみてください。
世間では学歴差がある夫婦は上手くいきにくいと言われますが、結婚するからには明るく温かい家庭を築きたいですよね。
高卒の彼女と末永く円満な結婚生活を送るための秘訣を紹介しますね。
自分の学歴をひけらかさない
高学歴を手に入れたことは、自分の中で大きな自信となっているのではないでしょうか。
恋人もまた、パートナーであるあなたの学歴を誇らしく思っているかもしれません。
だからと言って、自分の学歴をひけらかすような言動は絶対にしないようにしましょう。
ありがちなのが、夫婦喧嘩をした際に、
「誰のおかげでこんな生活ができていると思っているんだ?」
など、モラハラ発言をしてしまうことです。
こんな事を言ってしまった日には、夫婦間に大きな亀裂が入ってしまうでしょう。
ここまで酷い言い方をしなくても、学歴の低いパートナーは、自分の学歴にコンプレックスを持っている可能性があります。
大学時代の楽しい思い出を長々と話されるだけでも気分を害することがあるので、奥さんがついてこれない話題はほどほどにしときましょう。
相手の良いところを認める
自分とパートナーの学歴や収入を比べたら、明らかにあなたの方が上だと思います。
でも、パートナーにはあなたより優れている部分もありますよね?
相手の良いところを見つけたら素直にその部分を認めてあげましょう。
そして、恥ずかしがらずに声に出して褒めたり、感謝の言葉を口にしてみてください。
大切な人にありのままの自分を受け入れてもらえるというのは、この上ない幸せを感じるものです。
夫婦が互いに存在価値を認め合える関係になれれば、世間が言う学歴差の壁なんて簡単に越えることができるでしょう。
愛情表現をたっぷりする
学歴差のある夫婦を繋ぐもの、それは愛です。
2人の間に学歴差があろうとも、愛し合って結婚に至ったことに誇りを持ってください。
仕事をする上で学歴は強い武器となりますが、学歴が結婚生活の居心地を良くしてくれるわけではありません。
普段から愛情表現を欠かさない夫婦は、夫婦喧嘩も少なく、良好な関係を永く続けることができるのです。
時々、恋人同士のように夫婦でデートをしたり、好きな気持ちをストレートに表現したり、記念日にはプレゼントを用意したり、たっぷり愛情表現をして、奥さんを喜ばせましょう。
まとめ
学歴差がない夫婦ほど夫婦関係は良好だという話は有名ですが、夫婦の形は人それぞれです。
この広い世界でせっかく出会えた大好きなパートナーとの未来を学歴差が理由で諦めてしまうのは勿体無いとしか言いようがありません。
違った道を歩んできた2人だからこそ、お互いの価値観や性格を尊重して生活ができれば、誰にも負けない最高のパートナーになれるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。