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    体を動かす仕事にはどんな職種がある?おすすめの職種を紹介します

    体を動かす仕事にはどんな職種がある?おすすめの職種を紹介します

    デスクワークを苦手とする人は、

    「体を動かす仕事にはどんな職種があるんだろう?」

    と気になっていませんか?

    机に向かって黙々と仕事をするよりも、忙しく動き回る仕事の方が好きだという人は、思い切り体を動かす仕事の方がやりがいを感じやすいでしょう。

    体を動かす仕事といっても、様々な業種や職種があります。

    この記事では、

    ・体を動かす仕事にはどんな職種があるのか

    ・体を動かす仕事のメリット

    について詳しく解説していきます。

    たくさんの選択肢の中から、自分の性格やこだわりにあった仕事と巡り会えたら最高ですね!

    目次
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    体を動かす仕事にはどんな職種がある?

    建設業

    建設業は体を動かす仕事の代表格を言ってもよいでしょう。

    1つの建物を完成させるまでには、様々な工程があり、その工程ごとに職業があります。

    建設業にはどんな職業があるのか、説明していきますね。

    【鳶職】

    建物を作る際に、工事現場の囲いをしたり、高所作業をするための足場を作る仕事です。

    高所の現場で作業をするには、まず鳶職人が足場を作らなくては誰も作業ができません。

    安全に作業を進めるための足場が完成した後で、次に続く他職の作業員が現場に入ります。

    【建築一式工事】

    建築一式工事とは、建築物の総合的な工事のことを指します。

    小規模な建物でも、大規模なビルであっても、何もないゼロの状態から建物を完成させるまでの工事を担うのが、建築一式工事の仕事です。

    【大工】

    大工の仕事は、主に木造の建物の建築です。

    一般的には住宅の新築や増築、リフォームなどを行います。

    設計士の設計した図面を元に家を建てていきます。

    大工になるためには、長年大工をしている棟梁に弟子入りをして、地道に技術を身に付けるか、専門学校で建築についての知識を学んだ後で、建築会社や工務店に就職する方法があります。

    【左官】

    建物の壁や床、天井、タイルを仕上げるのは左官の仕事です。

    コテを使って壁を作り上げる「塗り壁」と言われる技法を見聞きしたことがある人は多いのではないでしょうか。

    単に壁を作るといっても、簡単な技ではなく、高い技術とセンスを要する奥の深い仕事です。

    【配管工】

    配管工とは、建築物に必要な配管を設置する技術者のことです。

    一般住宅の配管から、学校や病院、工業施設、ビルや商業施設まで幅広く工事を手がけています。

    給水管、排水管、ガス管や、空調設備など、配管の種類はいくつもあり、設置するだけではなくその後のメンテナンスを行うのも業務のうちです。

    【土木業】

    道路工事や、トンネル、橋、ダムなどの建設、工事を行うのが土木業です。

    公共インフラを作り、整備するのは肉体的にも大変な仕事ではありますが、多くの人が安全に快適に過ごすには欠かせない仕事です。

    第一次産業

    続いて、自然と向き合って仕事をする第一次産業も、体を動かす仕事の中で注目するべき仕事です。

    それでは第一次産業にあたる業界についてそれぞれ紹介していきます。

    【農業】

    国民の食卓には農家の人の働きが欠かせません。

    米や野菜、果物など、よく知られている作物の収穫を担う他にも、その地域でしか作ることのできない珍しい作物も作ります。

    また、品種改良を重ねて、独自のブランドを生み出すなど、近年の農家の仕事の幅は広がってきています。

    農家として働くには、独立して個人事業主となるか、農業法人へ就職してサラリーマンのように給料を貰いながら安定的に働く道があります。

    【漁業】

    漁業と一口に言っても、収穫する海産物によって漁の方法が全く違います。

    小型の船に乗り、比較的陸地から近い沖で行う沿岸漁業では、各地の魚や貝、海藻などを収穫します。

    沿岸漁業よりもやや遠い場所を漁場とするのは沖合漁業です。

    船の規模も少し大きくなり、操業日数は2日〜数週間と少し長くなります。

    サバや、サンマ、スケトウダラ、ホッケ、タラ、カレイ、その他にも家庭の食卓に欠かすことのできない魚介類が沖合漁業により収穫されています。

    遠洋漁業とは文字通り、遠い海での漁業で、大型の船に乗り込んで海外まで行き漁を行います。

    近年では、各国が自由に魚を獲ることができる海域に制限が設けられ、漁獲量は減少していますが、主にマグロやカツオなどを収穫します。

    魚を海から獲ってくるだけではなく、イケスで育てて出荷する養殖漁業も盛んに行われています。

    【酪農】

    乳牛を飼育し、乳製品の原材料を生産するのが酪農の主な仕事です。

    朝早くから活動し、牛の餌やりや、牛舎の掃除もこなします。

    また、牛のお産をサポートするのも大切な仕事です。

    【林業】

    森林で木を育て、育てた木を管理し、伐採して木材を生産するのが林業の仕事です。

    時には、台風によって倒れた木を片付けたり、人工林は手入れをしないと木々が育たなくなってしまうので、長い年月をかけて森の木々の手入れをし続けなくてはいけません。

    スポーツ関連

    体を動かす仕事の中でも特にハードな業界として、スポーツ関連の業界があります。

    運動神経に自信がある人や、長年1つのスポーツを続けてきた人、健康意識の高い人にはお勧めです。

    【スポーツインストラクター】

    近年、スポーツの指導を行うインストラクターの需要が高まっています。

    トレーニングジムやフィットネスジム、ダイエットに特化したプログラムを提供するジムインストラクターなど、同じジムインストラクターという肩書きでも、施設によって指導内容は全く異なります。

    また、子供向けのスイミングスクールのインストラクターや、体操教室の先生、バレエ教室の先生など、子供のための指導をする道もあります。

    【ライフセーバー】

    海水浴場などで、海上で起こりやすい怪我や事故を未然に防ぐためにパトロールをしたり、海での事故が起こったときには救助に向かうのがライフセーバーです。

    いざ海での事故が起こったときにすぐに適切な救助をする必要があるため、講習やトレーニングは欠かせません。

     

    体を動かす仕事のメリット

    体を動かす仕事にはたくさんの種類があることがお分かりいただけたことでしょう。

    そんな身体を動かす仕事に従事するメリットはいくつもあります。

    運動不足に陥らない

    デスクワークが多い人は、勤務中は座っていることが多いので運動不足になりがちです。

    運動不足解消のために、仕事が始まる前や仕事が終わった後にランニングをしたり、週末にジムに通う人も少なくありません。

    しかし、体を動かす仕事をしている人は、日頃から仕事として体を動かしているのでいるので、無理にプライベートで運動する時間を作らなくても運動不足の心配はありません。

    体を動かす仕事は、働いてお金を稼ぎながら、健康的な体を作ることができるメリットがあるのです。

    睡眠の質が良くなる

    近年の日本人の多くは、睡眠の質が低下傾向にあります。

    布団に入ってもなかなか寝付けなかったり、眠ってもすぐに目が覚めてしまうなど、寝ているのに疲れが取れない症状で悩み、睡眠外来に駆け込む人が増加しているのです。

    質の良い睡眠をとるためには、日中に日光を浴びることが効果的とされています。

    日光を浴びると、体内でセロトニンが生成され、体内時計が整います。

    その結果、夜になれば眠くなり、自然と深い眠りにつけるのです。

    仕事で体を動かしている人は、日中に日光を浴びる機会が多いと同時に、体を動かしているおかげで肉体的な疲労感も手伝い、しっかりと熟睡できるようになります。

    充実感や達成感を味わえる

    体を動かす仕事は、自らが手を動かして仕事をするので、仕事の成果を実感しやすく、仕事が一段落したときには充実感が味わえます。

    例えば、数ヶ月かけて作った家が完成した時、橋が完成した時、今までの苦労が吹き飛ぶ程の感動があると言います。

    子牛の誕生を目の前で見たり、無事に作物の収穫期を迎えられたり、漁が大漁だったり、とても良い成果が得られた時には、安堵感と共に大きな達成感が得られます。

    スポーツトレーナーや指導員として指導している生徒が賞を獲った時には、自分が活躍するのと同じくらい大きな喜びと感慨深さに包まれるでしょう。

    一方で一般的な企業に就職した場合、割り当てられた部署に配属されて、目の前の業務を黙々とこなすことに追われます。

    相手と対面することなくパソコンでやり取りをしたり、自分の携わった仕事の成果が一体どんな結果に繋がっているのか分からないまま仕事をするのです。

    このように、オフィスで働く仕事と比べて体を動かす仕事は、体を動かすだけではなく、心も動かされることが多いのです。

     

    女性におすすめの体を動かす仕事

    体を動かす仕事で活躍するのは男性ばかりではありません。

    女性の社会進出が当たり前となった今、女性にお勧めしたい体を動かす仕事はたくさんあります。

    スポーツインストラクター

    最近ではスポーツインストラクターの活躍の幅がどんどん広がっています。

    例えば、女性に人気のヨガのインストラクター。

    最初は生徒としてヨガを始めたけど、その後どんどんとヨガの魅力に取りつかれ、気づいたらインストラクターの資格を取得していたなんて人も少なくありません。

    人気インストラクターともなると、生徒の中に著名人を持ったり、月収はサラリーマンの数倍になることもあります。

    最近は健康意識や美意識が高い若者が多いので、美しい体型を保ちたいとスポーツジムに通う人も多く、スポーツインストラクターとして活躍する女性も多くいます。

    この他にも、子供向けのスポーツ教室では女性の指導者は子供に人気が高いとして、年々需要が高まっています。

    スポーツが好きで、体力には自信がある女性はスポーツインストラクターの道を志してみるのも良いのではないでしょうか。

    建築業

    建築業界で働く女性の割合は、男性に比べると少ないのですが、そんな中でも勇ましく建築業界で働く女性は一定数存在します。

    体力が必要と思われる左官業でも、女性が弟子入りして、その才能を発揮しています。

    左官業は、体力は元より、繊細な技術や美的センスを要する仕事ですから、細かい作業が得意な女性の方が能力を発揮しやすいのかもしれません。

    女性が左官業に従事することで、業界自体が活性化するメリットもあります。

    テクノロジーが進歩している現代では、昔に比べると体力的な負担が軽減されつつあるので、これからますます建築業界へ女性の進出が予想されます。

    農業

    自然と触れ合うことが大好きな女性、食に関心が高い女性、田舎暮らしに憧れを持っている女性は、農業に目を向けてみるのはいかがでしょうか。

    実は、農業界は女性が従事している比率が高く、女性が参画している農業経営体ほど売り上げが良いというデータもあります。

    食材に対して確かな目を持っている女性は多く、主婦層から指示を得られたり、持ち前の共感力から消費者の望みや好みを汲み取ることができるので、工夫を凝らした企画・販売ができるのです。

    このように農業を発展させようと、日々、農業を頑張っている女性たちを「農女」と呼んだりもします。

    「農業は体力的にキツそう」

    というイメージがありますが、近年ではテクノロジーの発展により、ロボット技術やICT等の先端技術を活用した農業が可能となり、農業の効率化や、農業従事者の負担軽減が進むと考えられています。

    これからの時代、農業はますます女性が働きやすい環境が整っていくことでしょう。

     

    体を動かす仕事って楽しいの?

    「体を動かす仕事はキツイ!」

    「体を動かす仕事は大変そう!」

    というのが世間一般的なイメージでしょう。

    確かに、仕事で歩き回ったり、重いものを持ち運んだり、体に負担がかかることは間違いありませんが、その一方で楽しいと思えることはたくさんあります。

    業種によって喜びの形は様々ですが、自分が汗をかきながら丹念に作ったものが完成を迎える度に、

    「この仕事をやっていて本当に良かった!」

    と感じることができます。

    また、経験を積む程に、自分がスキルアップしていることを感じやすい仕事ですので、

    「次は今よりももっと良い仕事をしよう」

    と目標を持って仕事に取り組むことができます。

    そして、利用者、消費者、お客様の喜ぶ顔を想像しながら日々働けるので、大きなやり甲斐と楽しさを感じることができるのです。

     

    体を動かす仕事でおすすめの業種

    工場勤務の正社員になるにはどうしたらいい?詳しく解説します

    体を動かす仕事で最もおすすめしたいのが、製造業です。

    理由としては、他の業種と比べて製造業は給料が高い傾向にあり、年間の休日も多いので、ワークライフバランスを取ることができる業種だからです。

    体を動かす仕事の中には、製造業の他に給料が高い業種がいくつかありますが、大抵の場合は休みが少なかったり、体力的にきつい仕事が多いです。

    このような仕事を長年続けていると、健康的な問題が起きる可能性が高くなります。

    一方で製造業は、年収が上がってもしっかり休みが取れるので、長く働き続けることが可能なのです。

    製造業の中で特におすすめしたい職種は、工場のライン工です。

    作る製品によって作業内容に違いは見られますが、ほとんどの作業が難しい資格やスキルを持っていなくてもこなせるので、異業種からの転職も歓迎されます。

    工場の規模が大きいほど、交代人員が確保できるので休みが取りやすかったり、福利厚生が整っているので環境的にも働きやすいでしょう。

    自動車メーカーのライン工では、初任給から30万円以上を稼ぐことも可能です。

    転職のしやすさ、働きやすさ、収入の高さなど、総合的に鑑みると、工場でのライン工はとてもおすすめの職種です。

     

    まとめ

    体を動かす仕事は、もちろん体力的にきついですが、やりがいを感じながら働くことができます。

    その中で、「やってみたい!」と興味をそそられる業種はあったでしょうか?

    体を動かす仕事は、働きながら健康が維持できるメリットもありますし、これからどんどん成長することが予想される将来性のある業種も多くあります。

    特に体力に自信のある人は、日々達成感を感じながら働くことができるでしょう。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    この記事を書いた人

    工業高校を卒業し、現在は機械設計を行っている二十代。
    主に自分の経験を元にして、高卒、工業高校に関する記事を書いています。

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