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    大卒が工場勤務をするのはあり?大卒が工場で働くメリットを教えます

    「工場勤務は給料が安くて激務」

    「工場で働くのは落ちこぼれの底辺」

    このようなイメージが世間にあるため、大卒が工場勤務をするのはもったいないという意見があります。

    しかし、その一方で大卒などの高学歴であるにもかかわらず、あえて工場勤務を選ぶ人も増えてきています。

    それは、現代の働き方とマッチしているということの裏付けと言えるのではないでしょうか。

    この記事では

    ・大卒が工場勤務をするのはありなのか

    ・大卒が工場勤務をするメリット

    について詳しく説明していきます。

    現在、大卒で工場勤務に興味を持っている方の参考になれば幸いです。

    目次
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    大卒が工場勤務をするのはあり?

    現在、工場勤務をしている人の中で大卒の割合は約2割程度と言われています。

    残りは高卒・中卒・中途採用などが該当します。

    大卒の中でも技術専門学校の卒業生などが多く、文系の大卒はなかなか進路として選ばない傾向にあります。

    しかしながらそれが「大卒が工場勤務をするべきではない」という理由にはなりません。

    特に昨今の就職事情を見てみると工場勤務が「あり」という理由が分かってくると思います。

    ネームバリューに囚われない就活をするべき

    昨今の就職事情としては、就活生は自分の働きやすい環境がある企業を選び、福利厚生の面を重要視する傾向にあります。

    自分が長く安心して働くことが出来るかを重要視し、やりがいや出世は二の次という意見も見られます。

    さらに働く企業のネームバリューなども重要視している人も多く、知らない地元の会社よりも誰もが名前を知っているという知名度重視で就職先を探すという傾向もあるのです。

    実際就活を始めると、求人票に載っている給与や福利厚生はもちろんですが、その会社のネームバリューを調べて選別する作業を無意識にしてしまうでしょう。

    「せっかく大卒という肩書きがあるのだから、きちんとした会社に就職したい」

    という気持ちもわかりますが、ネームバリューを重視するあまり自分が働きにくい会社へ入社したり、そもそも自分とレベルが合わず不採用が続くというケースも聞かれます。

    そうなってしまうと、考えられる最悪の展開はやはり

    ・就職先が決まらずに卒業となってしまう

    ・望んでいない企業へ就職してやりたくない仕事をすることになる

    ・ブラック企業に入社してしまう

    というものでしょう。

    このようになると、せっかく就職してもやりがいどころかやる気をそがれてしまい、後の転職にも影響が出る可能性も出てしまいます。

    大卒が工場勤務をするのはアリ

    大卒で工場勤務をしている人は2割程度と冒頭に言いましたが、実質的な話をすれば大学を卒業して数年経ち、転職の機会を経ると工場勤務へ進む人は増えていく傾向にあります。

    この話だけを聞くと、

    「大卒時の目標が達成できずに挫折した」

    とも取られてしまいますが、合わない仕事でストレスを溜めるよりも、合う仕事で長続きする仕事を選択したということでもあります。

    特に社会人となって年数が経てば、仕事のやりがいよりも安定した収入や休日を重視するようになります。

    やりたいことが他にあったり、趣味を持っていたとしても、資金と時間がなければ始まりません。

    つまり、大卒で工場勤務がアリな理由としては、一般企業で出世を夢見ながらストレスを抱えて仕事をするのではなく、自分がやりたいことの資金源として安定して働くことができることです。

    後の項目で工場勤務のメリットを紹介していきますが、工場勤務は決められた時間で行われますので、自分のやりたいことにしっかりと時間を費やすことが可能です。

    趣味に時間をかけることができれば、仕事に対してのモチベーションも上がりますし、継続力にもつながるので、自分自身も健やかに生きていくことができます。

    また、工場勤務の仕事は基本的に楽で、人と深く関わることもありませんから、作業や人間関係のストレスも自然と少なくなります。

    「仕事=ストレス」と呼べる程ストレスが多い社会ですから、ストレスを敬遠する意識を持つことは不思議なことではありません。

    どんな福利厚生よりも自分の時間を作れることが大切だという人にとっては、それを実現しやすいのが工場勤務という選択肢なのです。

     

    大卒が工場勤務をするのはもったいない?

    大卒で工場勤務という話をすれば

    「そんな進路もったいない!」

    という人もいるでしょう。

    そのように考えるのはさまざまな理由があると思われますが、それを鵜呑みにするのももったいないと言えます。

    大卒で工場勤務がもったいないと思われがちな理由と、それは本当にもったいないのかをお話していきます。

    「大卒なら工場より良い会社に入社できるはず」について

    大卒の就職先として工場勤務を選ぶと、大抵の人は

    「工場じゃなくてももっと良い会社に入ることが出来るのに」

    と言うかもしれません。

    確かに大学生として就職すれば、さまざまな名のある会社に就職できる可能性は増えるでしょう。

    しかし前の項で説明した通り、会社のネームバリューで就職をすると、かえって辛い毎日を送ってしまう可能性が高くなります。

    このようなリスクを考えると、工場勤務であれば

    「自分が働きやすい環境を重要視することで安定した収入につながる」

    という考えができるため、あえて工場勤務という選択はおかしくはないのです。

    「高卒と同じ職場で働くなんてもったいない」について

    工場で働いている人の大半は高卒の人ばかりですので、大卒で就職したとしても、当然高卒の人と同じ現場で同じ仕事をすることになります。

    それに関しては特に問題はないのですが、大卒の学歴を持っている人の中には

    「高卒は大卒と気が合わない」

    といった偏見を持っている人もいて、そのような人からすれば工場勤務はなかなか受け入れられないようです。

    そのため、大卒で工場勤務を志望すると

    「高卒ばかりの職場になるけれど大丈夫?」

    といった言葉を掛けられることもあるでしょう。

    しかし実際に工場で働き始めると、高卒と大卒で格差が生まれることはほとんどありません。

    あったとしても日常会話において少し話が噛み合わなかったりする程度でしょう。

    作業面では特に問題はなく、大卒という学歴をひけらかさなければ、学歴など関係なく働くことができるのです。

    「キャリアアップが期待できない」について

    「工場勤務ではキャリアアップができず、管理職などになれない」

    という考えもを持った人もいますが、これは大きな間違いです。

    工場も一つの企業として成り立っており、その中には管理職の人も当然存在します。

    その役職は一般企業と変わりません。

    部長や課長という肩書きでなくても、それに変わる役職がありますし、現場で作業をしない人事や製品に関する管理を行う部署もあります。

    大卒で正社員として工場勤務を始め、職歴を重ねて行くことで実績を作り昇進することも可能です。

    企業や仕事内容によっては、必要な資格を取得することで昇進出来るというケースもあります。

    この資格取得は転職の際にも有利になるので、途中でその工場を辞めたいと思った時にも無駄にはなりません。

    特に昇進の条件となるような資格であれば、さらに大きな工場などに転職する時にも有利になります。

    一般的に工場勤務で管理職になるためには、大卒程度の学歴が求められることが多く、高卒と同じ年数を働いていたとしても大卒の方が優遇される傾向にあります。

    「工場はブラック企業が多い」について

    「工場勤務はブラック企業ではないのか」ということに関しては、大卒・高卒関係なくよく言われることでもあります。

    「工場勤務=ブラック企業」

    というイメージは浸透しており、工場勤務があまり良く見られていない職業になっていることは確かです。

    一概にブラック企業の定義が定められていませんので、「全ての工場がブラック企業ではない」と言い切ることはできません。

    ですが、現代ではコンプライアンスやCSRなどの企業の社会的価値が重要視されているので、会社としての在り方、社員、地球環境を大事にする傾向にあります。

    そのため、工場内のクリーン化・安全環境作りが徹底されており、働く人がストレス無く働けるようにサポートされています。

    また、規模の大きな工場に就職することができれば、ほとんどの場合ブラック企業は回避できますし、給与や福利厚生も期待できるでしょう。

     

    大卒が工場勤務をするのは恥ずかしいことではない

    大卒で工場勤務を選ぶのは恥ずかしいと思ってしまったり、そういった事を言われることもあるでしょう。

    しかし職業に貴賎はありませんので、たとえ大卒で工場勤務を選んだとしても決して恥ずかしいことではありません。

    大切なのはきちんと働けて安定した収入を得ることです。

    工場勤務が恥ずかしいと思われてしまうのは前の項で説明した通り「せっかく大学を卒業したのにもったいない」という理由がほとんどでしょう。

    その理由で納得するのであれば、自分が納得できる企業を志望すればいいのです。

    進路を決めるのは自分自身であり、その先には自分の人生だけがあるのです。

    工場勤務は日本の産業を支える大きな市場です。

    派遣社員やアルバイトなどであれば短期的な仕事だったり、生産量が経ることで仕事が無くなってしまう可能性もありますが、大卒で正社員として入社すればリストラなどのリスクは低くなります。

    そういった安定感も工場勤務の魅力であり、メリットでもあります。

    このように内容を詳しく調べていない人から「工場勤務は恥ずかしい仕事」と決めつけられ、それを鵜呑みにしてしまうと、自分が本当に働きやすい場所が分からなくなってしまいます。

    工場勤務に魅力を感じるのであれば、自分が選んだものだと胸を張って働きましょう。

     

    大卒が工場勤務をするメリットとは?

    新卒時点で安定した収入がある

    大卒が正社員として工場勤務をすれば、学歴の分だけ初任給にプラスされるので、高卒よりも高い収入になります。

    さらに大卒の方が昇給額も高く、若いうちから安定した収入を得られるので貯蓄もできるでしょう。

    収入が増えればその分やる気も出ますし、どうしても転職したいと考えた時にも資金があればその先の選択肢も増えてきます。

    また、大卒の正社員であれば、不況で人材不足などに陥った際も優遇的に昇給させる傾向にあるため、安心して働くことができます。

    これは、高卒や派遣社員との大きな差になります。

    そして大卒の正社員であればボーナスにも期待ができます。

    ボーナスは、基本給に倍率をかけられた金額ですから、当然基本給が高い大卒は高額のボーナスを受け取ることができます。

    安定した休みがある

    工場勤務はカレンダー通りの出勤が基本で、日曜祝日は休日となることがほとんどです。

    大手の企業になると土曜日が休日になることも珍しくありません。

    不定期に休みがあるのではなく、休日がはっきりとしているので予定が立てやすく、自分の時間を作りやすいのがメリットの一つです。

    また、残業に関しても繁忙期以外だとほとんどありません。

    製造業は、サービス業や飲食業と比べて定時退社しやすい業界になります。

    ある程度の地位を得られる

    大卒で正社員として入社できれば、入社後もそれなりの立ち位置になります。

    大手企業であれば多くの研修があることもあり、高卒との待遇の違いを感じることができるでしょう。

    働き続ければ昇進するチャンスもありますし、収入アップにもつながります。

    職場内ストレスを回避しやすい

    工場勤務のメリットとして「他人とあまり関わらなくてもよい」ということが挙げられます。

    というのも工場勤務は基本的に一人で行う作業ばかりで、ライン作業でなければ、他人の進捗は自分に関係ないので自分のペースで進めることができます。

    他人と会話をすることが得意でない人からすると、これは大きなメリットになるのではないでしょうか。

    もし同じ部署内で苦手な人がいるという場合であっても、希望を出せば別の部署に異動させてもらうことができますし、無駄なストレスを溜めずに済みます。

    こういった部分は一般企業、とくにオフィスワークや営業職などではできないことだと思います。

    学生の時までは人間関係の悩みがなかったとしても、社会に出ると実に様々な人と出会うことになります。

    自分とは合わない人と付き合う人間関係のストレスを回避しやすいのは、工場勤務ならではのメリットだと言えるでしょう。

    転職に有利となる

    製造業から製造業へ転職するのはさほど難しいことではありません。

    製造工場では作るものが違っても、大まかな流れや勤務形態は似ているので、新しい職場にもすぐ慣れることができるでしょう。

    キャリアを積んでいれば、転職時にそれなりのポストで入社することも可能になります。

    特に人材不足で悩んでいる企業や現場では、即戦力で管理職として働く人を募集していることもあるので、スピード出世も夢ではありません。

    このように転職先で出世を期待出来ることも工場勤務のメリットと言えます。

     

    大卒が工場勤務を長く続けていくコツとは?

    大卒が工場勤務を長く続けていくコツは、学歴をひけらかさないことです。

    工場で働いている人の多くは高卒ですから、高卒社会の中で仕事をする以上、周囲にレベルを合わせていく必要があります。

    自分が大卒であることをひけらかし、上からものを言ったり、

    「自分は大卒だからみんなとは違う」

    という雰囲気を出してしまうと、当然周囲の人間から嫌われてしまいます。

    大卒が工場勤務をする場合は、真面目に仕事をすることはもちろんのこと、高卒の人と一緒になってバカ話をすることも大切なのです。

    あくまで僕の経験上ですが、大卒は社会人としての大人の付き合い方ができる人が多く、高卒は仲間意識が強い人が多い傾向にあります。

    そのため、高卒が多い工場で働く以上、周囲との一体感を重要視した方がいいでしょう。

     

    まとめ

    大卒で工場勤務することに対して偏見を持っている人も多く、周囲から反対されることもあるかもしれません。

    しかし工場勤務の働き方が自分に合っていると思えば、その意思を貫くのも一つの選択肢です。

    自分がどうして工場勤務を選んだかを説明することができれば、周囲の偏見も遠ざけることができます。

    自分が将来どのように働きたいかを見つめ直し、工場勤務のメリットと照らし合わせてみてください。

    なにも工場勤務として一生働かなければならないことはありません。

    まずは生活のために工場で働き、定時退社した日や休日を利用して、自分が将来やりたい仕事の勉強や副業にチャレンジするのもアリです。

    大卒が工場で働く場合、昇進のチャンスや安定した収入にもつながるので、個人的には大卒が工場勤務をするのはアリだと言えます。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    この記事を書いた人

    工業高校を卒業し、現在は機械設計を行っている二十代。
    主に自分の経験を元にして、高卒、工業高校に関する記事を書いています。

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