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    高卒は恥ずかしいことなの?そんなことない理由を説明します

    「今の時代で高卒は恥ずかしい」

    「高卒でよく生きていけるね」

    といった、意見をよく聞くことがあります。

    そのため高卒で就職することは、恥ずかしいことなのだと誤解している方も多いのではないでしょうか。

    また、工業高校や商業高校などの、高卒で就職を前提にしている学校では、

    「スカートの丈が短いから内申下げるぞ」

    「化粧は校則違反だから内申下げるぞ」

    のように、服装に関して特に厳しく指導されることがあります。

    上記を合体させると、

    「高卒就職は恥ずかしいことだから、社会に出てバカにされないように最低限の校則は守りなさい」

    という誤解をしかねませんね…。

    工業高校出身の僕も、なぜこんなに服装検査などの校則が厳しいのか、疑問を抱いていました。

    この記事では、

    なぜ「高卒は恥ずかしい」という人が存在するのか

    ・なぜ就職を前提としている高校は校則が厳しいのか

    についてわかりやすく解説していくので、

    「高卒就職は恥ずかしいことではなく、恥ずかしいと言っている人が恥ずかしいんだ」

    とわかってもらえれば幸いです。

    目次
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    なぜ「高卒は恥ずかしい」という人が存在するのか

    学歴社会であるから

    まずは、日本の最終学歴が高卒以下の割合についてですが、

    昭和35年の時、高卒者の割合は約80%でした。

    しかし現在では約20%まで少なくなっています。

    つまり現代の高校生は10人いたら8人が進学していることになりますね。

    また、最終学歴が高卒以下の割合は、時代とともに低下し続けています。

    次に、高卒と大卒に対する世論はどうでしょうか

    最終学歴に対する世論高卒大卒
    昭和35年一般的頑張ってる偉い人
    現在一般的

     

    私の個人的な印象ですが、現在は大卒が一般的になっているため、高卒に対する世論はなく、人によって考え方が違うのではないでしょうか。

     

    分かりやすく「今の時代の高卒は恥ずかしい」と仮定してみましょう。

    【昔は大卒が少なかったため、大卒の人は「頑張ってる偉い人」という位置付けでしたが、今は大卒が一般的なため、高卒の人は恥ずかしいよね】

    となるわけです。

    では、少数派である高卒の人は恥ずかしいのでしょうか?

    そんなことありません。

    全く恥ずかしいことではないです。

    高卒であっても能力がある人は必ず会社から評価されます。

    また、中には高卒で社長として活躍している人もたくさんいますし、大卒の従業員を何人も雇用している人だっています。

    つまり、学歴ではなく社会に出てからどれだけ頑張るかが一番大切なのです。

    「高卒は恥ずかしい」と言うような人は、他の人からの信頼があるわけがありません。

    そんなことを言う人に実力はないので、相手にする必要はありません。

    学歴は気にせず、実力を身に着けていくことが重要です。

     

    学歴コンプレックスの人が多いから

    学歴コンプレックスとは、簡単に説明すると「人の価値の多くを学歴で判断してしまう人」のことです。

    調べるとわかりますが、程度差はありますが日本には結構な人数が学歴コンプレックスだとわかります。

    学歴コンプレックスの両親に育てられた子供が「高卒でよく生きていけるね」という発言をすると考えると個人的に納得できます。

    しかし、それは単に洗脳教育された一部の発言ではないでしょうか。

    本来大学というのは、高度なレベルを身に着けたい人が、勉強して大学へ行くわけです。

    今の学生を見ていると、名のある大学へ入学するために、どの学部でもいいから入るというケースが増えています。

    その結果、入学後にしんどい思いをして、退学する学生がいるのです。

    「高卒は恥ずかしい」というのは、学歴コンプレックスを抱えている人のただのエゴではないでしょうか。

     

    世間体を気にしているから

    いきなり話が脱線しますが、

    「独身は世間体が悪いからお見合いして結婚しろ」

    というのは昔の考え方で、その当時の世間体の言葉です。

    しかし最近は、結婚に対する考え自体の世間体が変わってきています。

    結婚に対するメリットが少ないことによって、独身貴族と呼ばれる人たちが増えているのです。

    ここから本題です。

    「高卒は世間体が悪いから進学しろ」

    というのはどういう意味でしょうか。

    これは「世間では大学へ行くことが一般的だから進学しろ」という意味です。

    現代では、たしかに正論です。

    学歴社会である以上、社会に出たら学歴の肩書きがついて回ります。

    そのため、学歴について世間体を気にする人がたくさんいるのです。

    つまり「学歴の世間体」を気にしている人が「高卒は恥ずかしい」という考えになるわけですが、この考えは間違っていると思います。

    ここからは私の個人的な意見ですが、学歴で世間体を気にすることについて何の意味もないと思っています。

    だって世間体は時代によって変わるものだからです。

    世間体をいちいち気にしていては、他人に動かされているみたいで人生楽しくありません。

    世間体を気にして、「良い大学に入学するためにやりたくない勉強をして、やりたくない就職先につく」

    これってすごくもったいないですよね。

    「高卒は恥ずかしい」という意見など気にせず、単純に自分が良いと思う選択をすることをおすすめします。

     

    なぜ就職を前提としている高校は校則が厳しいのか

    学歴と業務内容の関係

    ある程度規模の大きい会社の場合、学歴によって配属される業務が固定されています。

    自身の産業機械生産工場の例ですが、

    高卒:現場作業、事務

    大卒:品質管理、営業、財務

    大学院卒:研究開発

    という形で配属されています。

    高卒の主な業務は現場作業、事務作業ですが、上記の大卒、大学院卒の業務とは違うところが2つあります。

    ・手順が細部まで決まっていること

    ・一つのことに複数人で取り掛かること

    つまり、逸脱した手順を実施してミスが発生した場合、複数人に迷惑がかかるという特徴があります。

    つまり、会社の細かいルールに沿って業務を遂行しなければならないのです。

     

    企業の採用基準と学校の校則の関係

    前項で解説したことを整理すると、

    ・企業は【学歴】で役割を判断していること

    ・高卒に与えられる役割の特徴は、逸脱した手順を実施してミスが発生した場合、複数人に迷惑がかかること

    では、学校でいう逸脱した手順とは何でしょうか?

    答えは、【校則を破る】ことです。

    あなたの学校は、

    「頭髪」「スカートの丈」「化粧」等の容姿に関わることだけに厳しいでしょうか?

    恐らく、「遅刻」や「無断欠席」には更に厳しく対応していると思います。

    学校側が【校則を守ること】について厳しくする理由は、【企業の求めている人】を育成していることを証明できるからです。

    つまり、学校として【生徒が細かい校則まで守っている】ことをアピールできれば、企業からの求人が増えることに繋がります。

    就学中の学生は、申し込める求人が増えることに繋がります。

    学校の先生たちは、

    「高卒就職は恥ずかしいことだから、最低限の服務規定は守りなさい」

    なんて思って指導している訳ではないことがわかりますね。

     

    最後までお読み頂きありがとうございました。

    この記事を書いた人

    工業高校を卒業し、現在は機械設計を行っている二十代。
    主に自分の経験を元にして、高卒、工業高校に関する記事を書いています。

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